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「よいもの」と「求められるよいもの」の違い

こんにちは。占い師の先生まゆちんです。

(この記事は2023-02-17 執筆 のリライトです)


今日は少しお仕事モードな話。


ビジネスをしていると

よいものをつくりたい」
よいものが売れるとは限らない」
よいものを作ると売れる」

と「よいもの」「よいもの」という言葉をよく耳にします。


しかしよーく考えると
こういっちゃなんですが

「既存の良いもの」からを学んで、
それなりに器用に
自分の商品やサービスに活かせば
たぶん「よいもの」は出来るでしょう。




しかし、

「世の中が欲しがっている
”よいもの”を生み出したいぞ!」



と思うなら少し違います。



それが

「よいもの」
「求められるよいもの」の違いかなと思うんです。

当たり前ですけどね。



なぜなら


「世の中が欲しがっている」ってことは
今、それが世の中に”ない”からですよね。



ってことは世の中が

「まだ知らない良さ」に鍵がありますよね。




つまり「過去の良いもの」の中には鍵はないのです。

(ヒントを得るきっかけはあるけど)




だから、まずは

その鍵を見つけなきゃ!

ってところから
はじめることになるでしょう。




さてこの
「世の中にまだないよいもの
鍵を見つけ、世に求められる

良いものを生み出すには何が必要か。




私がゲーム開発の会社に長い間勤めていた関係で
いろいろな方を見ていて
気づいたことがあります。




それを思い出したんです。


鍵を見つける人の思考にあるものって

「業界に対する
自分の願望があるかないか」

じゃないかと。



ゲーム会社というのは当然
売れるゲームを作らないといけません。




しかしながら

「売れたら何でもいい!」

という気持ちで開発できるかというと

それは無理な話です。



そんなモチベーションでは
ゲームを開発し続けることは
むしろ無理です。
ハードワーク過ぎます。w




では、なにが彼らの根っこにあったか?
というと、純度の高い
「業界対する願望」だったってことです。




プラス「遊び心」かな。





ゲームって、基本社会貢献とか
そういった高尚な志とは程遠いと
思われますが、
開発していた本人達は
本気で「ゲーム人口増えたらおもろい」
って思って作っています。





それが、世の中を楽しませること
って思っている。
自分がそう願っているんです。



更に、

優秀な開発者=ヒットメーカーは、
「遊び心」を軸にゲームを作ります。
「こんなふうなゲームがあるとおもしろいなあ」
「だれもやったことがないゲームを作りたい」
っていうね。




そういった、自分の純粋な思いが、
業界を進歩させるはずだ
世界にとってもいいはずだ

って思い込んでいるんです。



そして、実際に
その思いがヒットを生み出す
ってことを見てきました。




そういう人が作るので、
ゲームに興味がなかった人をも
巻き込むような夢中になるゲームを
作ることが出来るのです。



つまり、いろんな説明をかっとばしますが





「世界にとってのよいもの」
って実に曖昧です。




だって既存の「よいもの」は
ヒット作にはならないし。



だから、そこを掘り下げても
あまりよい宝物は見つからないっ
てことなんでしょうね。




そんなことを考えていて
私がお伝えしたくなったこと。


それは、
自分が思い入れがある業界に対して
抱いている願いを叶えることが
ビジネスだ
と私は思っています。


ですので、

ビジネスで扱うテーマ自体に
正しい正しくないはないのです。
自分がその分野に願望を持てればいい。



まあ、私は占い師なので、
「おまえ、なんで怪しい
占いなんてやってんのかよぉ。」




と揶揄された時こそ
それを思い出すチャンス。




「占いなんてやっても無駄じゃん、
世の中の不要物じゃん。
おもしろくもなんともないじゃん。」



と世の中に言わせているのであれば
悪いのは揶揄する人じゃないです。




「わかるひとだけ、わかってくれたらいいのよ。」



っていうスタンスもありますが、
占いの可能性を見いだしたい!
という願望があなたにあるなら
そのスタンスは少し違います。



(かといって、そういう方々を
説き伏せるのが
お仕事ってわけではない。)




それって、
自分の占いに対する願望をかなえてないだけ。
もしくは、
願望が足りないだけ、ってことですわね、



ちなみに大手のゲームメーカー◯天堂では
「売れるゲーム=よいゲーム」
という前提があるそうです。



だから社員は安心して売れるものを
作ろうとするというわけです
よいものをつくろうとするのではなく
売れるものを作る
結果的に社会がよくなる
という考え方があるそうです。




そう考えますと
もし、世の中にとって
占いが本当に必要がなく、
人々が求めないものなら
とっくに消えていると思います。




アホほど続いているものです。
まだまだ見るべきものがありそうです。




「世の中が欲しいもの」は
単に「目新しさ」だけではありません。



これまで丁寧に見てこなかったものを
丁寧に見ようとすることも
新しさです。




そしてそれらが
社会や世界に広がっていく。

純粋な個人の願望が
集団の願望と結びついたとき
面白いことが起こります。



それはどの業界でも同じだと思います。




うまくまとまったような
まとまっていないようが気がしますが
そんな感じ。



ちょっと言語化しておきたかったので
ブログにしてみました




お読みくださってありがとうございます!


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