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変な記憶が思い出された

ラマナ・マハリシのウパデーシャサーラーの単語起こしをビデオを見ながら一生懸命している。サンスクリット語なのでわからないところもあるけれどチャンティングしながら何回も見ている。
そんなことをしていたら変な記憶が出てきた。(時間も空間もないし変なこともそうでないこともないのだけど)

昔、離婚して鎌倉でシェアしていた時のことだった。
実はシェアした相手はよく知らないというかワークショップで一緒になっただけの女性で歳が上の方だった。その鎌倉は期間限定で住める豪邸のようなところですごく綺麗だったし、あまり深く考えずに離婚して家も無くなるし住んでみるのもいいか!という感じだった。
だけど今にしてみるとやっぱり年齢は7つくらいは離れていたように記憶していて、スピリチュアルとかヒーリングは大好きな人で行動力はある人のようだった。と、同時に恋愛もとてもしたい人のようだった。
たしか、わたしが住み始めた直後当時はとてもブームだったセドナに行っていたような気がする。とても綺麗好きで料理もよくできた方だったけれど、途中から部屋の使い方やいろんなことを言われすぎてだんだんうちに帰りたくなくなってずっと歩いたりずいぶんと変えるのを遅らせたりした妙な体験をした。まるで家に帰りたくない旦那さんのようである。

で。何を言いたいかというと、わたしは鎌倉とか長谷とかその界隈のカフェに出没し疲れを癒していたのだけど、長谷かどこかのカフェで出会ったわりとイケメンの男性に興味を持たれたような気がすることがあった。
好かれているのかな?といった感じがしたのだけど、なんだかイケメンすぎてどきどきとしながらもどこか怖かった、ような記憶があってそのあと何か忘れていたけれどその界隈は狭いのでその後何回かあったような気がする。
ラテン系の感じの雰囲気がするイケメンだった。デートくらいすればよかった!という感じの人だった。だけど当時の私には好きな人がいたんじゃないかな?(うまくいっていたわけでもなんでもない。バンドマンだw 3つのB には気をつけたほうがいい。ほんと)

わたしはアナウンスをしたいけどあまりできていない状態で、そのルームメイトが企画したパーティの司会をさせてもらうことになりおしゃれなカフェを貸切イベントをして良いパーティになった。そしてそのパーティにそのイケメンの男の子は来ていた気がする。

とここまでは普通の話だ。
わたしはいつだったかそのイケメンに好かれているかもしれないけど、そんなに好きでもないような気がしていて・・・。といった話を元ルームメイトにしたときには「そういう話をするものではないんじゃない?」と言われたのだった。咎められた理由もなぜ彼女にそれを言われたのかもよくわからなかったけれど、年上だったのでいろいろと言われっぱなしだった気がする。
その後、コソコソとしていてあるとき気がついたことがあった。
彼女はそのイケメンといつのまにか寝ていたのだったw
お酒を飲んだのかもしれないし、いつどこでそうなったのかは知らない。

私は付き合っていないのでだからなんということもなかったのだけれど
「それはないな・・・。なんだそりゃ!」と思った記憶がある。
「やられた!」とも思ったような気がする。
後味が悪かった。それを私にいうこともなかったわけなんだけれど
だからこそしらけた気がした。やましいことがなかったら言ったはずだからやっぱりとっちまおう!みたいな気持ちがあったのかもしれない。
(だけど私もそういうことはあった気がするから因果応報だとも思うw
どこまでもサムサーラですね)

なるほど。私はその後、彼女と連絡を取ることもなくなったわけなのだけれど、どうしてそんなにイメージが悪かったのかと考えてもわからなかったんだけどそうか。この記憶があったんだ!ということをウパデーシャサーラーを一生懸命チャンティングしていたら急に思い出してしまった。

昔は、男も女も恋愛をしたいなという気持ちをいつも持ち歩いているからただカフェでお茶をするだけで好きかもとか好かれたかもとかバーでもないのにそんなことってあるもんだったんだな。ということや、やっぱり鎌倉とか長谷とか海沿いってそういう気持ちになりやすいんだろうか?ということとか。それは若さというものなんだろうか?とか。そんなこともなくなったのはヴェーダーンタなどを学んで落ち着いちゃったからなのか、手痛い恋愛をしてもういいやと思ったからなのか、年齢のせいなのか、それはわからないけれど、そういうことってめっきりなくなったな!(だって実家の近くってあまり若い人っていないよね 笑)って思ったり。

なによりもウパデーシャサーラという、ごくごく真面目な?ラマナの教えを歌い続けているのになんとも俗っぽい記憶が出てくるものだなぁという驚きや、あまりにもどうでも言い忘れていた記憶があるものだなという面白さなどが入り混じって書いておこうという気がして。ふと。

あのイケメンくんなにしてるんだろう。もう結婚したかなー!
ちゃんと返事しなくて悪かったなぁ。今の私ならちょっと付き合ってみるかもしれない。なんて、もう10年以上前の記憶だからきっと相手は覚えていないだろうなー。だって、なんにもなかった相手のことなんて普通忘れちゃうよね!彼女だった訳でもないんだし。

だけどラマナは私に何を教えてくれようとしたのかな?
ちょっとふんわりとさせておこうと思います。

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