見出し画像

しあわせは人の数だけある

こんばんは。
三連休明けの仕事は相変わらずしんどいですね。

定期的にふと、思い出す詩があって。


しあわせはいつも
自分のこころがきめる

この詩は、小学校の卒業記念かなんかで
額に入った詩をもらえて、

小6の時の私は、数ある詩の中から
この詩を選んだんです。

その時はそこまで別に気に入っていたわけじゃなくて。
「こんなかやったらこれかな~」ってくらい。

でも、今では
「ほんまに自分の人生の中で大事にしたい詩」になりました。

私には、大好きな祖母がいます。

とてもやさしくて、
あったかくて、包み込んでくれて
否定的なことは言わなくて、
すぐに手をつないだり、
腕を組んだりしてきて、
いつもにっこり笑ってる。

安心できて、可愛くて、
大好きで、とっても尊敬しています。

そんな大好きな祖母が、
子供のころ私の家に遊びにきたときに
この詩を見て言ったんです。

「これめっちゃいいなぁ~!」

自分の大好きで尊敬している祖母と
いいなぁと思うものが一緒で嬉しくて嬉しくて。

これ選んでよかったなって子供ながらに
思ったことを覚えています。

そんな大好きな祖母が亡くなったのが、
今からもう3年前の10月。

当時、大学生で地元を離れていた私は知らなかったのですが、
以前から祖母は躁鬱で、病院にも通っていたようで

鬱状態の時の自死でした。

季節の変わり目は、
気持ちが不安定になりやすいくらいにしか
私は認識していなくて。

もう私も二十を超えた大人なのに
まったく気づくことができなかったし、

まだまだ子供みたいに
おばあちゃんに甘えて。

私にできることがもっとあったんじゃないか。

もっとおばあちゃんと話したいこと、
したいこと、教えてほしいことがあったのに。

私の将来の結婚式、見てほしかったな。

ひ孫まで抱っこしてほしかったな。

私の運転する車にも乗ってないじゃん。

台所に立つと、ゆっくりしといでって
手伝うことを阻止されるから、
おばあちゃんのレシピも教えてもらってないし。

強引にでも手伝えばよかったなぁ

あと地味に私もお母さんが呼んでるみたいに
゛ばあば”って呼びたかったんや~

これも急に呼び方変えるの恥ずかしいからとか考えずに
強引に呼んでおけばよかったなぁ

いろんなことを思って、考えたけど
おばあちゃんは人生幸せだったのかな

そうだといいなって思う

おばあちゃんにも私にもそれぞれが思う
幸せがあって
それは人と大きさを比べたり、
形を比べたりするものじゃなくて、

自分が思う幸せを胸に生きていきたいな

涙がこぼれそうなのでこのへんで


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?