【新連載】クイーンオブクレーマー京子

私の名前は京子。人呼んでクイーンオブクレーマー。最近はネットにM1 優勝者の漫才に「あれは漫才ではない」「2019年のM1は良かった」「ア〇ナさんが私の中で優勝です」と投稿することで忙しい。そんな多忙な私にとある事件が起こる。それは、そう。スーパーで買い物をしていた時のこと。


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その日、私はスーパーのしょうゆコーナーに来ていた。

私「あの、ちょっとそこの店員。醤油はどこかしら]    
店員「えっ。えーと。目の前にあると思いますが」     
私「何言ってんのよ。醤油よ。醤油」   
店員「ですから、(目の前の棚から醤油を手に取って)ここにあります」
私「あんた義務教育受けてきたの?それは醤油じゃないわよ」
店員「え?いやあのほら、きちんとボトルにも醤油って書いてありますよ」
私「親から何も教えてもらわずに大人になったのね。私が買うのはヒガシ〇ルの醤油よ。アンタそんなことも知らないで良く生きてこれたわね」
店員「す、すみません。ただ当店にはヒガシ〇ルの醤油は置いてないんですよ」
私「は?それでよく私の生活圏内に出店しようと思ったわね。恥を知りなさい」
店員「は、はあ」
私「まあいいわ。じゃあ仕方ないからそれ頂戴。あんたが今手に持ってんの」
店員「どうぞ」
私「無料でいいわよね」
店員「い、いえ。500円です」
私「は?もう一度幼稚園からやり直す?私がせっかくヒガシ〇ルの醤油買いにきてあげたのに、それを置いてなかったのよ。本当だったらこっちが慰謝料を払ってほしいくらいなの。
それを醤油1本で我慢してあげるの。アンタに拒否する理由なんてないでしょ」
店員「警察呼びますよ」
私「払います。500円ですよね」

今日のまとめ:クイーンオブクレーマー京子は警察に弱い。


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とある昼下がり。私はお茶を飲みながら、大好きな歌手野口三郎のJR各線を聴いていた。

私「やっぱり良いわね。野口三郎は」
私「あれ、でも何でこんなにも私が好きな歌手がテレビのゴールデン番組に全く出ていないのかしら」
私「これはメディアの偏向に違いない」
私「日本はそういうところあるわ。欧米ではそういうことないのに」
私「テレビ局に苦情の電話を入れましょう」

私は、テレビ東京以外の全てのキー局に電話を入れることにした。

テレビ局「お名前をうかがってよろしいでしょうか」
私「(ガチャ) (電話を切る)」

今日のまとめ:クイーンオブクレーマー京子は自分の情報利かれると立ち去る。


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