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20190917 キネマズ台湾"BROTHERS" 7日目

また、不意に目が覚めた。あたりはまだ暗い。
違和感を感じてじっとしていると、そのうちおかしな腹痛がやってくる。昨日のバーベキューかなにかにあたったらしい。いろいろたいへんだった。死ぬかと思ったが生きていた。
すっかり明るくなったころ、ようやっとふたたびベッドに横になることができた。
記憶がうっすらしかないが、先発組は先に宿を出て空港に向かったようだ。

後発組は昼過ぎに宿をチェックアウト。体調が悪すぎて「もう帰るんだな……」みたいな感慨に浸っているよゆうがない。電車ってトイレあるのかな、とかそんなことばかりを考えている。

シャッター数も極端に減っている。とうぜんだ。血便出たんだから。内臓のことが心配。さて帰ります。

駅に着きDCと合流。そう、なんと彼、わざわざお見送りにきてくれたんです。やさしい&激心強いです。そしてわたしはトイレを探します。

今回の台湾はなんだかトラブル多かったな。(8割わたしだけど)
ムッティーさんの持っているこのお守りは、前回7月に嘉義に行ったときに嘉義のお寺でいただいたものなのだが、今回嘉義に寄らなかったので、もしややきもちを焼いているのでは、と心の中で思っていた。

ミキティーさんは名古屋行きのため便が別。ここでお別れ。
空港に到着、大急ぎで移動します。ムッティーさんと慶司さんがたばこを吸っていたのでマジで搭乗ぎりぎりで小心者のわたしは心底焦りました。アナウンスで呼び出された。

無事搭乗。寝てたらあっという間に日本に着いちゃいました。

飛行機から降りるともう夜だった。慶司さんとはここでお別れ。ひとりひとり別れて、だんだん人数が減っていくかんじ、なんかさみしいな。
関空からシャトルバスで京都駅まで。そのあいだもずっと眠っていた。おかげで体調はずいぶんましになった気がする。
京都駅で各自解散。出発してから一週間経ったんだな。

この半年、キネマズといろいろなところに行ったなあ。その度にみんなが、ここはこういう場所で、このひとはこういうひとで、とわたしが知らないことをひとつずつ共有してくれること、わたしはとてもとてもうれしく思っています。

キネマズのすばらしいところは、みんなそれぞれ別の居場所もあって、各々やることをやっていて、それでもこうしていっとき一緒に演奏してお酒飲んでご飯食べて笑えるところだと思っている。実際そりゃいろいろあるだろうけど、大人になってこういうふうに遊べる場所があるってめっちゃいいなと思うし、自分もそういう大人、あえて大人ということばを使うけれども、そういう大人でいたいなと思う。いつも、よしわたしもがんばろう、自分のやることをやろう、と思う。
大人ってすばらしいよな。自分で決められるんだもん。

知らない場所に行けて、お酒飲んで音楽聴いて笑えて、よくしっぱいするけどまあいっかと思えること、むかしの自分に言ってもぴんとこないだろうな。



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