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マインドフルネスのオススメ本

こんにちは。精神科医でジャズシンガーのメイ・オキタです。

今日はMayのオススメの本をご紹介します。私が精神科&心療内科の外来で使用しているものから、社会人のストレス対策、親子向けのものまで幅広くピックアップしました。

私がいつも患者さんにお伝えしている方法は、何か1つ選んで、1章ずつじっくり取り組み、『わかった!』『実際にやってみたらできた』と思えたら次に進む、というやり方です。

ざーっと流し読みをしてわかった気になってしまうよりも、1つ1つゆっくりでいいから実践して体感することが大事だと思います。

仮に「8週間のプログラム」と書いてあっても、その通りに終わらないこともあります。そんな場合は、急いで先へ先へと行くのではなく、1章ずつきちんと理解し、実践し、次に進んで行くことをご提案します。

本を読んだら、ぜひ実践してみてくださいね。

マインドフルネスは「体験」を通して、わかる、感じ取ることが重要です。

何事もそうですが、やってみて初めてわかることがいっぱいありますよね。
本を読み、理解し、その内容を実践する、気づいたことを反映させる、というサイクルを繰り返して行くと、どんどん上達していきます。

本を買っただけ、サラッと読んだだけで満足しないで、ぜひとも実体験に繋げてくださいね!

うつや不安を減らしたいという方に

UCLAのセラピストも使用していたこちらの本をオススメします。8週間のプログラムになっていて、瞑想のためのCDもついています。

マインドフルネス認知療法ワークブック: うつと感情的苦痛から自由になる8週間プログラム

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⬆️日本語版。マインドフルな動きの瞑想などは図解入りでわかりやすくなっています。
また自分で書き込んで進めて行く形式になっており、アメリカに多いセルフヘルプのスタイル。
理解度チェックもしやすいでので、患者さんと一緒に外来でも使用したりしています。

自分で手を動かすと、頭に残りやすいのでワークブックはオススメです。
そんなに調子が良くないから書くのは負担だ、という方は付属のCDを聞きながらやってみるところからでいかがでしょうか?

The Mindful Way Workbook: An 8-Week Program to Free Yourself from Depression and Emotional Distress

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⬆️こちらがUCLA時代に外来で勤めていた臨床心理士さんに教えていただいた原著です。
これが私とマインドフルネスの出会いでした。

自分でできるマインドフルネス:安らぎへと導かれる8週間のプログラム

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⬆️書き込む形式よりも、読む方が好き、活字に抵抗がないという方にはこちらもオススメです。
同じ8週間のプログラムですが、例が豊富でわかりやすい内容です。

マインドフルネスをもっと知りたい方へ

マインドフルネスストレス低減法

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⬆️マインドフルネス認知療法の元となった、マインドフルネスストレス低減法の本!これが元祖ですね。

マインドフルネスの教科書 この1冊ですべてがわかる! (スピリチュアルの教科書シリーズ)

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⬆️マインドフルネスの全体像が見え、様々な瞑想法が紹介された教科書的な1冊。とても便利です。

医療関係者でない方でも読みやすいと思います。
色々な瞑想があり、1つ1つトライして行くのも楽しい。

忙しく働く社会人のみなさん向け

脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]――[脳科学×瞑想]聞くだけマインドフルネス入門

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⬆️脳の機能などについても説明されており、とてもわかりやすい本です。
ストレス低減として使いたい方向け。

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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ストレスを減らしたい、でもなかなか仕事は減らせない、そんなジレンマを抱えている方は多いと思います。
ハードワークをこなすエンジニア集団であるグーグル社がどのようにしてマインドフルネスを社員教育に取り入れたのか、読み物としても面白い1冊です。パフォーマンスを上げたい方やリーダーシップを求められる方にも合うのではないでしょうか。

お子さんと一緒にマインドフルネスをしたい方向け

親と子どものためのマインドフルネス——1日3分!「くらべない子育て」でクリエイティブな脳とこころを育てる(気持ちがスーっと落ち着くマインドフルネス・エクササイズCD付)

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⬆️親子で心が軽くなるマインドフルネス法。動物を例えに使用して呼吸法を教えたりと、子どもへのわかりやすい説明方法がいっぱいです!


マインドフルネスついては、K-mix(静岡FM)「メイ・オキタのArt of Life」、公式LINE@などでも情報発信しています。気になる方は、以下のリンクをチェックしてみてくださいね。

▼メイ・オキタ公式HPブログ:Radioページ
https://mayokita.com/radio/

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