風の影響を軽視するな!

これはオールカマーの4角~直線の画像です
この時間帯は直線は向かい風4mで逃げ/先行馬に有利で
上がり勝負の差し馬には厳しい状況下のレースとなった

 1着 ローシャムパーク(ルメールJ)
 3着 ゼッフィーロ(戸崎J)
 6着 ジェラルディーナ(団野J) ※栗東所属/直近5年の中山(0-0-0-6)


まずルメールJの騎乗を画像コメントで回顧

4角 中段から先頭集団を射程圏に入れる位置まで進出
直線手前 この時点で外に進路はあるがまだガイアフォースを風除けに使う
直線 ここから外へ進路を取りつつ追い出しを開始/鞭で一気に加速


当然だが直線に入った段階で前にいた馬が有利(向かい風4m)
タイトルホルダーが得意な流れではないがスロー寄りのミドルで
ラップ構成自体も前が残りやすく後ろから差す馬には厳しい流れ

ルメールJの騎乗ポイント
①直線を向くまでに勝つために先頭集団を射程圏に入れた
②すぐに外に進路を取らず脚を溜めた
③外に出すと鞭を入れ一気に加速させた(馬の特性を理解)

他のジョッキーでも①は可能
ただし②と③は中山コースの理解度継続騎乗による馬への理解度
の高さが光った結果で素晴らしい好騎乗だった



続いてゼッフィーロ/ジェラルディーナの比較をする

画像1枚目では並走して直線へ向かっているが
2枚目では内/外にそれぞれが進路を取ろうとするのが目に取れる

結果的にジェラルディーナは終始向かい風を受け続けることに
ゼッフィーロは結果的にゴールまで風除けのある状態で走り続けた
※坂を登りきるまでガイアフォース/その後ローシャムパークで風除け
結果、上がり34.7秒の1位の好騎乗で3着に好走した
この2頭の結果はジョッキーの手綱捌きによるところが大きかった


週末の雨の影響が大きかった中山の芝
日曜は土曜より高速化したが前週の高速時計までは回復せず
馬場状態に明確な答えを出すことができず向かい風を考慮して逃げ/先行馬を中心に検討
三連複2頭軸2-7-4.10.11の3点勝負で少額勝負しハズレとなった

一方の阪神は引き続き良好な馬場状態で神戸新聞杯は◎1着で的中
屋外でやる競技である以上、天候との付き合いは避けられない
自信のあるレース選択をしてプラス収支を達成することが重要だ




次走G1に向けた回顧
ローシャムパーク(ルメールJ)
どこを使うか不明だが上がり勝負は分が悪そう→中山向きで有馬?
イクイノックス秋天始動を表明で有馬は回避濃厚
 ジャスティンパレスもいるが鮫島駿で結果出れば有馬はこちらに騎乗?
●追記 厩舎コメントで距離不安コメントあり
      →出走権あるので秋天か(ただし乗替)

タイトルホルダー
前哨戦としては100点の内容
7分仕上げ/調教微妙/パドック微妙/ラップは自身の得意条件ではない
いい要素がまるでないレースにも関わらず見せ場十分の2着好走
東京2400mの舞台設定がベストとは思わないがJCでも怖い存在になった

ジェラルディーナ
22年のエリ女/有馬は展開向いた感が強く世間より評価していない馬
上記の通り外を回した差し馬には厳しい条件の上に休み明け好走歴なし
その中で差のない6着は十分な内容で京都2200mのエリ女は有力候補か
今年に入ってテンが遅くなりポジションが取れないので展開待ち感が強い

自分に合った自分の考えで予想を組み立てよう!