一人居酒屋デビュー
日曜だが取材が2本もあった。
しかも平日からずっとバタバタしており、疲れがピークに達したのか頭が猛烈に痛くて前日に眠れなかった。
取材を終え、ぐったりしすぎて外出もままならないので、昼寝(すでに夕方だったが)。
暖房を切って冷えた部屋でガタガタ震えながら滝沢ガレソさんのTwitterをずっと遡って見るという、その行為だけからも脳の疲労困憊をみてとれる時間を1.5時間ほど溶かし、寒すぎたので「強」にして地球のことは考えず暖房をガンガンにきかせ夢の中へ。
年末に一人カラオケデビューをしたばかりだが、
ついに一人居酒屋デビューも果たした。
寒波に勝てず暖房ガンガンつけた部屋から外に出て喉が渇き、ビールが飲みたくてたまらない。
軽く何か食べながら、、と思って街を徘徊しているとカウンター席&「おでん」の文字を発見!
導かれるように店内へ。
大根、ちくわ、しらたき、がんもと生ビールを流暢に注文し、お腹のすき具合に全神経を集中させ、メニューを眺める。
本日おすすめのすずきの刺身を食べるか、
湯豆腐を頼むか、はたまたすずきの頭焼きをいただくか、いや、栃尾揚げもいいかも。
汁っぽいものはおでんでカバーするので、
刺身でもいいかもしれないけど、米を食べたくなる可能性が高い。
なぜか居酒屋はシャケおにぎりの誘惑が、あぁたまらん。
メニューを肴にグビグビビールが進む。
お通しのマカロニサラダで炭水化物はストップしたいなどと太り続ける体へにも注意を向けたが、おでんを食べてたら日本酒が飲みたくなってしまい、結局、米への欲求は抗えず、、、。
しかも、酒蔵の経営する店だからか、190円で日本酒が頼めるという破格の設定!
メニューだけでビール一杯飲み干し、選び抜いた一品は本日おすすめの赤青の開き。
一人ごはんの恐怖は「頼みすぎて大量に残すこと」である。
空腹に任せてあれこれ頼んでテーブルに料理が到着する頃には箸をつけられない、なんて失敗をよくしてしまう。
満腹中枢をだまして完食もできるが、デブ道を極める羽目になるので、なんとしても避けたい。
空腹とアルコールの掛け算でコントロールが不可能になる欲望をいかに予測できるか。
変動性が高く、不確実で複雑かつ曖昧。
そう現代人の食欲は、VUCAなのである。
求められる能力は、情報収集、そして過去からの学び。複雑で曖昧なニーズに対する寄り添い。
私は自分の体に問う。
お前は今、何を求めているのか。
・・・
カラオケに行きたい。
ということで、適度に食事を済ませ、お酒によって体がほぐれたので30分だけ一人カラオケし、
ボイトレ体験で習った発声法を復習したのだった。
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