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行動すると「好き」の感度が上がって、心境が180度変わる

コルクラボ6期の募集をしています。

入ろうかな、と思っている人に向けてわたしができることは、やっぱり、「入る前と入った後」の変化を伝えることだと思う。そして、今も変化し続けていることを、ぜひ伝えたい。

8ヶ月前のわたしは、FBもTwitterもnoteも全然やっていなくて、見ることもしていなかった。でも、コルクラボに入るには、SNSでのリファラルが必要だから、FBのメッセンジャーを送るのに、ものすごいためらった。もう、心臓がズキズキして痛くなって、深呼吸したのにまだ苦しい、ってほど緊張した。とにかく、SNSという空間への怯えがすごくあった。

「ネット上に、わたしは存在していない」

ということに、足がすくんでしまって、リアルに繋がっている友だちともネット上で絡むことができず、SNSから遠のいてしまった。

ネットではない「普段の」わたしは、新しいことをしてみたいタチなのでわりとすぐ知らない場所へ飛び込む。知らない人とも話すし、知らないことを知ろうと背伸びもする。

なのに、SNSだとできない。自分でも不思議だった。

30年以上生きてきて、いろんなことに挑戦してきて、少しづつ少しづつ自分の価値観が衝撃で削られたり、自分の気持ちが期待に膨らんだり、自分の思いが言葉にできずに変化したりしてきた。

だから、いつもやりたいことは、定まらない。だって、行った先で見たものに興味を惹かれて流されて、またそこで新しいことを見つけて「ああ、こんな人がいるのか」だったり、「こんな世界があったのか」と思うから。

そんな風にあっちこっちに行ったり来たりしたことで、「これ!」というわかりやすいものや、人に説明しやすいものを見つけられないでいた。そしてそれが、すごくコンプレックスだった。


出産後に「コミュニティ」について学びたいな、と思ってコルクラボに入会したのは、2018年8月。

しばらく子育てと育休明けの復職に追われて見るだけだった4ヶ月。

リアルの場所に行くようになった2019年1月から現在まで。

相変わらず、「ただそこに居る」だけなので全然、自分から動けていないのだけど、それでもわたしは変化した。行動と一緒に、考えが立体的になったのだ。「いい・悪い」しかなかった平面の考え方から、感情を伴う強度のある思いから思想へとつながりそうな、そんな予感がしている。

ラボに入って1ヶ月後

行動)noteを始めた

心境)世の中の役に立てないし、「好き」なこともわからない

ラボに入って3ヶ月後

行動)転職活動を始めた

心境)世の中の役に立てる人になれなかった「自分の過去」は、本当にダメな人生だ

ラボに入って6ヶ月後

行動)ラボの定例会で司会にチャレンジしてみた

心境)自分が好きになったものとか感情を思い出して、人に伝えたくなった

ラボに入って8ヶ月後

行動)ツイッターで知り合った人とお茶するようになった

心境)世の中の役に立たなくても、誰に頼まれるわけでもなくやることに価値がある気がしてきた


振り返ると、わたしは、不感症になっていたんだと思う。手触りのない仕事をして、人の言葉を編集し、自分の考えと違うことをやり、諦めて、疲れていた。

何かを考えようとして、いつも同じ場所でぐるぐる立ち止まる。これ以上、もう先に進めない。つまづくのは、いっつも同じところ。「これは、いいのか。悪いのか」という風にしか考えられなかったから。そして、出る答えは「わたしが、悪い」。

仕事とか世の中に対して何か結果を出せたらいいのに、と思う。それは、もっと時間がかかりそうだけど、ずっと「のけもの」にしてきたわたしが、やっと後ろ姿だけ見えるようになってきた。

「好き」のおすそ分け、という言い方をコルクラボの人たちはしている。自分の好きなことを伝えるのもわたしには、すごくむずかしい。今も、あんまり自信がない。でも、好きだと感じやすくなるために、心をほどくようにしている。

それが、コルクラボの人との会話だったり、問いかけてくることばだったりで、たぶん、これは一人きりではできないことだと思う。ことばを投げかけ、返され、また投げて。やり取りがあるから、ちょっと考えてみよう、って違う視点になれる。

コミュニティ、っていうのは、好きなものを、もっと好きになるための感度を高める場所なのかもな。と最近は思う。

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