最新よりも「使いやすさ」を

60歳定年は過去の話
いまは60歳過ぎても働く人は多い時代

そんな中高年のスタッフに
やりがいを感じてもらいながら働いてもらうには

最新よりも「使いやすさ」を選ぶ事です

いまお手伝いをしているお客様の洋食店
お店のハンディはスマホサイズの小さなもの
ポケットに入れる事ができます

スタッフ研修の時には
「小さくていいですね~」なんて言っていたのが

いざ自分が使う立場になると
わたしには文字が小さすぎて良く見えず
フリックで誤操作を起してしまうのです(´;ω;`)ウッ…

面目丸つぶれです。。。

スタッフのみなさんは
「先生大丈夫ですよ、すぐになれますよ」
「これ私もうまく使えないんですよ」
「先生に来てもらって助かります」
「私だけじゃとても出来ないから」
と、優しい言葉で助けてくれます

私には
うまく使えない事は大きなストレスです
心の中で思います
(なんでこんな小さな使いづらいものを作るんだ!)(-"-)

音声で入力できるハンディを作って欲しい!
「アレクサ!〇〇をオーダーして!」
と出来たら最高なんだけど

話しは変わりますが
わたしのお気に入りのラーメン屋さん

家の息子が小さな時からの行きつけなので
私たち家族は30年ぐらいは通っています

あの時すでに中年だったホールにいるおばちゃんは
たぶん80歳すぎ
お店の平均年齢は推定70~80歳

料理人もホールのおばちゃんも全員高齢なので
一番奥の客席に「予約席」と札を置いて
時々座って休憩しています

オーダーは紙にも書かない「暗記」です
昔の楕円形の色のついたプラスチックの札タイプがあり
青は麺 札に「マ」とかかれているのはマーボー麺 
赤はご飯 チャと書かれているのはチャーハン

調理のカウンターに置き
料理人がそれを見ながら作っています

お会計はレジのそばに手書きで マー ちゅうーと書かれた
紙切れが頼りです
(広告の裏紙です)
マーボー麺1 中華1と手書きですなのですが
誰のオーダーなのかをちゃんと覚えているんです

すごいな~と思います
何十年もそれでやってきたから間違わないんです

そこに新しいハンディなど入れたら
もう誰がパニックでしょう

「紙と札が一番!」
このお店が長く地元で愛され
スタッフが辞めずに高齢になるまで働けるのは
「使いやすさ」を優先しているからでしょう

お店に立ちながら思うのです
1.現場にはコミュニケーションとチームワークが重要
2.最新より使いやすさを優先する
3.使うものはスタッフの意見を取り入れる
誰が使うか
使わない人が選ぶのではなく
それを実際使う人が選ぶ

そして年齢層に幅がある会社は
年齢に応じた対応をしていく事で
スタッフのストレスが軽減されるはず

長く勤めたいけれど
高齢になればなるほど逆に仕事が重労働になり
そして時給が安くなる。。。

この問題
なんとかならないかな

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