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色と私のいろいろ【#2 青のペディキュアと私の名前】

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青は、間違いなく私の好きな色の一つである。

前回の記事【#1 ピンクのスキーウェア】でも触れたが、やはりその理由は、“泉”という自分の名前にあると思う。

私の父は若い頃世界を旅していて、その影響もあり我が家の子ども達(兄、姉、私)には自然関連の名前が付けられた。

子供の頃から今日まで自分の名前が嫌になったことなんてなかった気がするけど、むしろお気に入りになったのは比較的最近の話だと思う。私が大学生の時だったか、そうなるともう10年ぐらい前になるが、母親に私と兄妹の名前の由来を改めて聞いことがあった。
なぜ聞こうと思ったのかも思い出せないけれど。父の想いがありこの名前になったことを知った。

その頃から段々とお気に入りになっていったような記憶がある。

そのおかげって事でもないけれど、誰かと関る際には名前を呼びたいと思うようになった。直接でも、電話でもLINEでも、仕事のメールでも、クレーム対応中でも。

1対1で話しているとどうしても、名前を呼ぶ必要がなくなることが多い。
多分、名前を呼ばなくたってコミュニケーションは十分取れる。

ただ私がその人の名前を呼ぶというそれだけなのだけれど。
「何食べたい?」とか、そんな一言も、「〇〇は、何食べたい?」って、名前を足してるだけなのだけれど。
それだけ、で、伝わる何かってあると思っていて。
「今この時間はあなたと私で過ごしている」ということが、見えなくても温かさで伝わったりすることがあると思う。

そしてここ数年でまた、自分の名前に対しての意識が変化していっている体感がある。

それまではまだまだ“泉”という言葉に対して、自分の名前であるということぐらいにしか捉えていなくて、お気に入りの名前を人に呼んでもらえるのは嬉しいな、ぐらいにしか思っていなかった。

私は元々自然が好きなので、意識的に緑の多い場所とか、空気が美味しい場所とかを求めて行ったりする。
数年前に現場を離れて本社へ移動した辺りで、オフィスでデスクワークに切り替わってから身体の疲れ方が変化していって、動きがあっても近隣の現場と行き来するぐらいだった。

あの頃片道2時間かけて通勤していて、週末は家のことをやって終わってしまう日々に変わり、それから、少しでも自然をと求めていた。

それで分かったことがある。
自然の中でも、川とか、海とか、公園の噴水でも良い、滝なんて贅沢すぎるが、以前書いた、雨だって。水関連の場所へ身を置くと、自分の中が充電されていく感じが凄い、、!


水の音とか、流れを見ることとか匂いとか。
水が持つエネルギーみたいなものを、確かに私、身体も脳も心も使って、全身で感じている、、!
喉が渇いた時に飲む水のような感じ。
あれはリアルに身体が潤っていくような感覚があるけれど、全身が満たされていくというかむしろごちゃごちゃな日常で溜まったノイズみたいなものを音も流れも匂いも使って流されていく感覚。

一度リフレッシュしたい時、何かをリセットしたい時、私には水があればまた「純粋な泉」に戻れて何度もリスタートできる気がする。

今現在は緊急事態宣言下でまだまだ外には出にくい日々が続いている。

そこで最近ずっとフットネイルとして使っているosajiさんの“泉”という名前が付けられたネイルカラー。これを見ながら日々充電中なのだ。

私にとって青は、自分とは切り離せない色になっている。
これからも命がある限り、ずっと付き合っていきたい存在、色である。

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