ハッピーニュース!と学生寮などの話

「良いニュースと悪いニュース、どちらから聞きたい?」って怖い導入ですよね。でも大丈夫!(?)今回は良いニュースしかありません!

良いニュース!

さて、今回は良いニュース!パートナーの大学卒業が決まりました。おめでたい。

私自身は二年制の短大卒。その当時、ほぼフルタイムでバイトに明け暮れていました。バイト代はほぼ私の懐…いえ、衣服代に消えていった。

当時のバイトが好き過ぎて、短大卒業前にはフルタイムで勤めようかと思っていたほど。年末には「働き過ぎで引っかかっちゃうから、この週はセーブしよう」とかマネージャーに言われたりした。そんなに好きだったそのバイト先、午後の授業がある時は、授業が始まる朝のギリッギリまで働いたりもした。あの当時、短大で夢に見た児童福祉について学べるのは楽しかったけれど、それを上回る楽しさがバイト先にはあった。

同じく兄も、大学在学中は映画館に入り浸っていたようだ。日本の高等教育は、入るまでが一大事で、その後は道楽的なイメージが拭えない。もちろん真剣に学んでいらっしゃる方も多いと思うが。

そんな感じでいたので、パートナーと付き合い出して、めっちゃ勉強する彼に心底驚いた。文字通り、土日も関係なく、寝ても覚めても勉強している。「そんなに勉強して大丈夫?」と言いたくなるような生活だった。

Twitter等を見ていても感じるが、北米の留学生たちの勤勉っぷりは、本当に尊敬、の一言だ。中にはアルバイトをしながら、とかフルタイムで働きながら、とかいう強者もいらっしゃる。彼もtutorと呼ばれる家庭教師のアルバイトを少しやっていたけれど、自身の勉強が忙しくて、しばらくして諦めていた。

実は、北米の学生がこんなにも勉強するって知らなかった。映画とかだと「パーティーイエーイ!」みたいな、大きな家にみんなで住んで毎日パーティーみたいなイメージじゃないです?

彼は一年生の時は、大学の古~い学生寮に住んでいたらしいのですが、シェアメイトと机二台、シングルベッドが二台、狭い室内を共有する空間に嫌気が差し、実家に戻って来たという。大学は街の端で、このお家は反対側の端なので約2時間ほどの通学。それなので今回オンライン授業になったことで、それは喜んでいた。

とある留学生ブロガーさんが、彼女の一年だけ住んでいた古い学生寮の写真を上げていたけれど、彼の話に聞いていた本当にその通りであった。彼女もまた、二年生からは友人とアパートに住んでいたそうだ。こんな感じ。でもこのお部屋は「広い…」とコメント欄で他の方が呟いていた。

でも、部屋によっては机が横並びだったり、二段ベッドだったりもあるよう…確かに、これはルーミーと仲良くなれないと辛すぎる。

実は、彼の従兄弟がトロントの専門学校に留学していて、引っ越しを手伝ったこともあったのだけれど(ただその後みんなでご飯食べに行くと聞き、便乗しただけとも言えるが)チラッと見せてもらったお部屋は、一人部屋で思わず彼と私で「ゴゴゴ…ゴージャス…」と呟いた記憶がある。キッチンとバスルームだけ隣のお部屋の一人と共有。間取りとしては、2DK。

あの学生寮だったらアリだなぁ。

そもそも、トロントに来てからずっとシェアハウスを点々としているので(今も居候だし)人と暮らすことに大分慣れたとも言える。

日本で一人暮らしをしていたから、初めは生活音とか気になったけれど(あと、人によって個室のドアを閉めない人とかもいる、キッチンで家族と長電話を始めたり、清潔さってなんだろう…とか己の「普通」を振り返ったりもするが)まあ慣れる。そして次第に自分もある時は大胆に、権利を主張し出したりするものだ。

例えば、いわゆる大家さんには室内環境を改善する義務みたいなものがあるのでちょっと気になったらちゃんと口に出して言うことって大事だったりする。前にあったのは、家賃の窃盗。そのお家では家賃をお家の中のポストにポイっと入れる様式で、我々はずっとその管理の甘さに苦言を呈して来た。ある日、そのポストからお金がごっそり消え、結局誰がやったか分からぬまま。その後、すぐに仕事場の近くのお家に引っ越ししたが、そういうのも大事。

あとは、改善してもらったのは、テレビを繋げてもらったのと、ベッドを新しくしてもらったの、それから同居人がゴミ出しのルールや掃除など守らず散々チクチク言って来たが改善されないので、大家さんの一声で結果退去してもらった事、あと屋上デッキ&煙突にラクーンが住みついてしまい対処してもらったこと(野生動物なので我々が対処する事は出来ない。専門の業者が籠を設置し、森に返すと聞いた。でも彼らすごい賢いから餌だけ食べて全然捕まらなかったな。)もある。

Raccoonはこんな感じ。

彼らについては色々話題があって、比較的新しいラクーン対策!されたロック付きのゴミ箱を軽々開ける賢さ。いや~、こんなにパっと開けちゃうものなのねぇ。

話がどんどん飛んでいく(いつもだけれど)これにて御しまい。

学生ならではのオンライン授業についても、ちょっと語りたかったのだがそれはまた今度にしようと思う。

とにかく、学生の皆様の努力に、私は心から敬意を表します。今、学生の方、これからなる方、学生を支えるご家族‥陰ながら応援しています。



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