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はじめてのNY 2017年4月へ現実逃避①

一度は行ってみたい憧れの街…、私の中のリストの1つがニューヨークでした。

トロントにいるので、車で1時間半くらいでアメリカのニューヨーク州には行けたりする。それでも、大都市NYCはやっぱり特別。

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2017年の3月にカナダトロントでのワーキングホリデーを終え、復路航空券を買っていたので日本に戻ったものの、どうにかカナダに住みたくて、荷物をそのままに置いて来たシェアハウスに、一週間ほどで舞い戻って来ました。

その時、隣の部屋に住んでいたルーミーが空港に迎えに来てくれて、近所のピタサンド屋さんで夕飯を買い、うちに戻ると…

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こんなサプライズが♡

「ウェルカムホーム メイシュカ」と書かれている。彼女は私の事をメイシュカと時々呼んだ。

彼女と一緒に日本から持ち帰ったお土産を広げて、語り明かした。「モチ」が好きな友人。「Mochi買って来てくれたの~?」と大興奮だった。モチとは、あくまでぎゅうひ又は、もち風。チョコ餅みたいなのを山ほど買っていったのだ。

さて、そんな彼女と話しているうちに

「NY行っちゃう?」

というノリでどんどん旅の計画が決まって行った。

ところで、この時、私は無職。収入0。就職できる希望は空しく、この旅行を振り返るとパートナーには「マジ、どうかしている。無計画過ぎる」と超絶批判されるのである。

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再入国の一週間後に隣国へ旅立ち。

レンタカーという案もあったが、私は運転免許証を持っていないし、高いNYの駐車場代等を考え却下。貧乏旅行万歳、往復夜行バスで。

カナダとアメリカの国境ではオフィサーに、友達が「なんでトルコで生まれたのにドイツに住んでいるんだ?」と本当にそのまま、その感じで聞かれていた。私たちはびっくりした。

そんな事もあったが、無事到着。早速かわいい。

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着いてすぐ、NYと言えばの朝ごはんサンドイッチを頂く。注文の仕方が分かんないから周りの見様見真似で「ベーコンエッグにチーズも入れてください」と言って作って貰ったが、めっちゃ美味しかった。通勤客で溢れるエリアで食べたので、なんか躍動感があった。滞在中、一日はダンキンドーナツを食べたけれど、それ以外は朝食はずっとこういうサンドイッチを食べ続けた。どのお店で食べても美味しかったのは奇跡…

このタイプの朝ごはん屋さん、トロントにはなくてとても残念。デリ欲しい…実はあったりするのかしら…

友達は、エンパイアステートビルにある語学学校に留学経験があって、そこからの眺めはタダだから…という事で母校(から外を)を見学。

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昔、東京の美術館で「NYの高層建築を東京に置いたとしたら…」という都市模型を見た事があった。東京に置かれたエンパイアステート、ポーンと飛びぬけていた。実際、目のあたりにしても、NYのビルの高さ、平均値すごい。

それから、街行く人々が歩くのが早い。みな、早歩き。トロントでは、信号無視をして車にプップーとされながら駆け足をする人って見ない。そもそも「駆け足」をしない。みんな基本のんびり。信号が変わるのをじっと待つ人が多いと思う。信号無視…というか信号が無い所で渡っちゃったりはある。

なので、人々の早歩き感には「ワオ!さすが大都会!」と興奮した。こう、手で車を抑えながら、するりと駆けていく感じ。絶対、この街では運転したくない。免許書ないけど。激スピードのバイカーも多くて本当、この街では自転車も乗りたくない…と思ってしまった。

昔、渋谷のスクランブル交差点を初めて訪れた人が「よく皆ぶつからないで歩けるな」と言っていたのを聞いたことがあるが、確かにそうした都会ならではの「歩き方」ってある。

それから、よく耳にする、噂の「NYの香り」も嗅いだ。

ニューヨークパブリックライブラリー。今日は、観光地をどんどん巡る。四月の終わり、まだチューリップは咲いていない。気候はトロントとほぼ同じ。

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入り口のライオン達、最近はマスクをしているらしい。これは去年の6月の記事だけれど今もしているのかしら。

中、イ、イケてる…!

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イケてるけれど、図書館としては観光客がひっきりなしにやって来るし、あまり集中出来なさそう。そして広いので音がすごく響く。

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この、湯気が…NY感!

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どんだけトロント挟んでくるの…って思われるかもだけれど、当地の図書館でおススメは一杯ある中、建築が好きなのはここここ

そして、NYといえばのここ!

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わあ!NY来た!!とお上りさん全開で大興奮する。

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あの階段の下ってこんな感じなんだぁ…と写真を撮っていると、友達に気持ち悪がられる。

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いやぁ、でもこういう所、実際来ないと知れないからね。

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その時、上映中のミュージカルたち。え~どれにしようか迷う…予算の関係で一つだけしか観れない!

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赤色の階段の後ろ側にあるお店。ハーシーズのお店。

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お向かいにはM&M'Sのお店。ひしめき合ってるわぁ。ビジネスの世界すごい。

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当地でよく聞く標語で「sharing is caring」というものがある。「分け与えることは、思いやること」みたいな感じで、特に子どもの周りで聞かれる。私は、この言葉がなんとなく苦手である。無言の圧力…というか「シェアしないなんて人間じゃない」みたいな(言い過ぎ)シェアしたくなかったら、しなくてもいいんじゃないかな?と思う。(保育園では”NO”と言える子を育てよう、みたいな矛盾もある)

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「CHICAGO is as crazy-fun as ever!」そうなの…?観たかった。もしもう一回NY行くとしたら、3つくらい観たい。

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そして、我々が選んだのはこちら。チャーリーとチョコレート工場。歩道に面した三つの柱にちょっとした仕掛けがあったりして、こんな所も!と大興奮。

この時は、まだチケットを買っていなくて、しかもどうやって買おうか決めていなかった。チケットセンターにのんびり訪ねて行ったら「あなた、もう完売してるわよ」と失笑される。え!そういうものなの?!諦めきれない我らは、キャンセル待ちを狙って劇場に。

ブロードウェイ初体験な我ら。キャンセル待ち列は「ファン」の人達で溢れていて「あっちのチケット取れた!」みたいな感じで連れがやって来て、一人二人と列から抜けていったりする。なんかそういう雰囲気すらワクワク。

自分達の番が来ると、チケット売り場の男性は「おお、ラッキーだね。いい席だよ」と言って席の打診。ザ☆初心者の我々は恐る恐る「本当ですか?おススメです?」と聞く。「中々座れない席だよ」と教えて頂き場内へ…

神席!!だった。オーケストラが見え、俳優の息遣いと汗が見えるくらい。かと言って、近すぎる訳でもなく、舞台全体を見渡す事が出来る。最高だった。演目もナイスチョイス。初心者にも優しかった。ブロードウェイってすごい。感激した。コロナが落ち着いたらやりたい事の一つ、舞台鑑賞。あのエナジーを感じたい。

思い出したが、休憩時に買える食べ物も可愛かった。普通にお手洗いに行ってしまったけれど、チラッと見た所、チョコ屋さんとのコラボ売店であった。

ところで、ブロードウェイの凄さを目の当たりにする動画…といえば、こちらのNeil Patrick Harrisのトニー賞オープニングに勝るものがあるだろうか…異論は認める。(おススメありましたら是非♡)

少し、街歩き。

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公園の前の建物。

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ここは確か、地下鉄構内。かわいい。私たちは基本、地下鉄移動をしていたのだけれどNYのサブウェイのカードのクオリティったら。カードは悪くないのかな、スワイプする改札がダメなのかも。多分、住民はなんてことないんだろうけど。

一度、スワイプが下手過ぎて残高が無くなってしまって「オーノー」と言っていたら、通りかかった紳士がご自身のカードをスワイプして「今!入って」と奢ってくれたこともあった。

また、券売機で手助けしてくれた方もいた。NYが冷たい街って、誰が言った?聞いてたのと違かった。

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フォントが好み。

グッゲンハイム美術館。旅先では美術館と、有名&おしゃれ建築、食べ物にいつもアンテナを張り巡らせている。食べ物については、食いしん坊なので写真はない。

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「来館者がこの美術館をつくる」と書かれている。その眺めが、

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こちら。確かに、すごい。かっこいい建築。緩やかな上り坂で、ぐるりと一周しながらどんどん上に向かっていく経路。こうした建築は現代でも多く作られているが批評家たちに「グッゲンハイムの二番煎じ」と言われがち。オリジナルを感じられて嬉しかった。

赤のオブジェの下の池に溜まった小銭。どうして人は、池を見ると小銭を放り投げてしまうのだろうか。

ところで、金欠の私はドネーション開放デーを訪ねて行った。こうした日が週に一回設けられていて有難い。この日、我らは別行動。朝食を食べた後、分かれたのだが、街歩き、セントラルパークをお散歩したりして開放される夕方に美術館に着いたら長蛇の列だった。サッと行ってサッと入れると思っていた私は驚いた。さすがNY。観光客が多い。

「長蛇の列」というのも、美術館の前に人が…というレベルではなく、1ブロック以上先まで列が…というもの。周りの住人はこれ毎週、結構いやじゃないかな…と勝手に心配する。

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あまり知られてないと思うけれど、階段室もなかなかいい。

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閉館時間ギリギリまで楽しむ。ライトアップもイケてる。そして友達と合流。ギフトショップを一緒に回った。そこで私は

ほぼ無限に円が描けるペンと、

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こちらのトートバッグを買った。このバッグ、内側にチャック付きのポケット&長短二つの持ち手付きで素晴らしい。よく使っている。

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目の前のセントラルパークを少し散策。夕暮れ時、仕事終わりにジョギングする人も沢山いた。

長くなったので、ここで一度おしまい。まだまだあるので第二弾をお楽しみにして頂けると嬉しいです♡

第二弾はこちら。



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