うちの母の簡単、重ねただけレシピ
私は保育士の癖に、あまり手先が器用でなく、工作の下準備中に私の作ったものを仲良しの同僚にチェックされた後「マジ使えねっ」と言わしめた残念な人です。そして日本人なら誰でも知っている?と言っても過言ではない、鶴の折り方を知りません。
対する母はTHE 器用。母方の祖母も、小さい頃は私の洋服を手作りしてくれたり、ニットは全て祖母のお手製だったりして、それらを茶箱に大切に仕舞って夏を越していました。
母は週に一回パンを焼いたり、マヨネーズや、ドレッシングなど手作りする人。
そして、彼女の作るマドレーヌが最高なんです。ギトギトさがなくて、ふわっとしっとり、甘くてとっても美味しいです。一時帰国の度に、私のリクエストは大抵それ。
いつかレシピを貰って来よう。
そんな彼女の作る二つの料理で、簡単なのに、とってもオススメのものがあるので、ご紹介したい。
サーモンとレモンのオイル漬け
これは、この暑い時期に最高の一品。火を使わないし、簡単。容器に材料を並べて、冷蔵庫に入れて、1日待つと、もう食べられる。美味しいから、バクバク食べちゃうんだけれど、寝かせるともっと美味しくなるから食べきるか迷っちゃう、大変な一品。
ー材料ー
スモークサーモン(薄切りに、お寿司のネタより少し大きく、少しだけ厚みを持たせると更に美味しい)
レモン(半月薄切り、サーモンと同じ枚数あると良い)
玉ねぎ(薄切り、辛さが気になる場合は水にさらしてください)
オイル(美味しいオイルでやると美味しさが際立つ)
ローリエ(なかったら無くてもいい。あったら美味しい)
ー行程ー
玉ねぎを容器(このまま食卓に運べるようにおしゃれなものだと良い&冷蔵庫に保管するので蓋付きだとベスト)の底一面に並べる。
サーモンとレモンを玉ねぎの上にサンドイッチ状に敷き詰めていく。サーモンのお寿司を横に倒したように、縦に配置していくと
上から見た時に2色のサンドイッチ状に出来上がり、綺麗。
ローリエを載せ、オイルをひたひたに掛ける。
冷蔵庫で一晩からそれ以上寝かす。味見して、サーモンの塩気が足りないようなら塩味を足す。
ーいただきますー
サーモンと玉ねぎを基本食べる。レモンもまろやかになっているので、お好みでどうぞ。あーーーー今、食べたい!サーモンとレモンと玉ねぎ…ローリエはないけど、あー久しぶりに食べたい。
ベーコンとカボチャの重ね焼き
先日、小ぶりのカボチャが手に入り、何かメインとしてでも食べられる料理…と思い出したこちら。
重ねて火にかけるだけ。味付けはなし。お好みで胡椒をまわすと大人味に。
ー材料ー
カボチャ(程よい薄切り、お好きな量で)
ベーコン(カボチャと同じ長さにカット、カボチャと同数あるといい)
ー行程ー
蓋付きの直火に掛けられるお鍋(食卓にそのまま出せるタイプがありましたら、そちらで)の底面と側面10cmほどに、ベーコンを一段敷き詰める。その上にカボチャを一段敷き詰める。その後はベーコン、カボチャと順番に重ねていく。
蓋をして弱火~中火。蓋を開けて、カボチャが柔らかく色が美味しそうになったら出来上がり。
ーいただきますー
カボチャにベーコンの美味しさと香りが移って、柔らかほんわり、最高です。底でカリカリになったベーコンは皆の奪い合いになる事、間違いなし。
先日はベーコンの塊がちょびっと残っていた程度だったので、小さく切ったニンニクと炒めてから、ベーコンの油でカボチャを焼きました。
うちの小学生とパートナーは悲しくもカボチャが苦手なのですが、ニンニクとベーコンの旨味でペロリと食べていました。大成功。カボチャ特有のしっとりとした食感が苦手な方に、カリカリ&ホクホクに出来上がる、この調理方法はオススメです。
カボチャはまだ残っているので、ホットサラダかスープにしようかな、と考えている。カボチャ美味しいのに…
ちなみに、私はキノコ全般が苦手なのだが、今、冷蔵庫にマッシュルームが2パック鎮座している。はて、どうしたものか。
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レシピとも言えないザっとした記述ではありますが、こちらの二品、是非お試しください♡暑い日が続きますが、ご自愛くださいませ。
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