ウズベキスタン・サッカーニュース抄

 めでたくU-23代表は快勝したが、ウズベキスタンサッカー界で起きたその他の話題も見ていこう。新シーズン開幕を翌月に控え、各チームは温暖な地域でトレーニングに励んでいるため、新戦力獲得の動きはそれほど活発ではなくなった感がある。最後はやはり、明日の準決勝。

Kリーグ所属選手が5人に(?)

 17日、ロコモティフ所属のウズベキスタン代表MF、ジャムシド・イスカンデロフが韓国1部・城南FCと契約を交わした。イスカンデロフはトリッキーなプレーが特徴の小柄なゲームメーカー。左足から長短さまざまなパスでゲームを組み立て、自らもゴールを狙える選手。今シーズンは26試合に出場し6ゴール6アシストを記録していた。
 城南FCは、かつて統一教会系の企業のバックアップにを受け「城南一和天馬」という名前で活動しており、Kリーグ屈指の強豪チームであった。しかし文鮮明氏が死去して以降は資金繰りに窮し、2013年に城南市の市民チームになった。なお2013年から2014年までウズベキスタンのレジェンド、セルヴェル・ジェパロフが在籍していた。

 そして同じ日、ウズベキスタン代表MFのフルシド・ギヨソフが所属するブニョドコルを退団することになった。行先は明らかにはなっていないが、本人の口によりKリーグのチームになるだろう、とのこと。
 24歳のギヨソフは高精度クロスとミドルシュートが持ち味の「点が取れるウィング」。若手偏重のブニョドコルでポジションを掴み、今シーズンはチーム内得点王の12ゴールをマークした。代表にもコンスタントに召集されるようになってきた期待の選手である。

  現在Kリーグでプレーするウズベキスタン人選手はイクロム・アリボエフ(FCソウル)、ルスタム・アシュルマトフ(光州FC)、ドストンベク・トゥルスノフ(釜山アイパーク)の3人。なおKリーグは現在オフシーズンで、来期は2月29日に開幕する。

ウルノフの移籍情報について

 前回の投稿でロシアのFCウファに移籍するかもしれないとお伝えしたオストン・ウルノフだが、18日に行われたハンガリーのウーイペシュトFCとの練習試合に出場したようだ。チームのオフィシャルサイトにアップされた画像には、ラインナップに"УРУНОВ"の文字が見て取れる。なおウルノフは前半のみのプレーだったようだ。

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 そして肝心の移籍のことだが、チーム役員のシャミル・ガズィゾフ氏がコメントを出している。

 オストン・ウルノフは我々のトレーニングキャンプに参加しています。チームは外国人選手をあと1人獲得可能なので、彼と契約を結ぶかもしれません。彼は才能に恵まれた選手で、国内外の多くのチームが注目しています。我々のオファーに応え、トレーニングキャンプに参加してくれています。彼は自らの実力を証明しようとしています。

 練習参加の期間など詳しいことは明らかではないが、どうなるか引き続き注目していきたい。

AFC U-23選手権準決勝の前日会見が行われる

 AFC U-23選手権の準決勝、サウジアラビア対ウズベキスタンが明日22日に行われる。試合に先立ち記者会見が行われ、リュビンコ・ドゥルロヴィッチ監督が悲願のオリンピックへ決意を新たにした。

  両チームにとって非常に重要な一戦です。最強のチームと当たることになりました。サウジアラビアにはフィジカル的にも技術的にも優れた選手がいます。我々は彼らをよく知っています。このゲームに集中したいと思います。

(UAE戦と違って、対戦相手より休みが少ない状態で臨むが?)
 試合の準備はできていると思っています。トレーナーとチームドクターは素晴らしい仕事をしています。おっしゃる通り相手のほうが1日多く休養日がありますが、チームドクターは選手全員、もう問題ないと言っています。

(5-1で勝ちました。試合を重ねるごとに成長し、調子を上げているということか?)
 はい。我々のゲームは徐々に良くなってきています。しかし明日は簡単な試合ではありません。先ほども言った通りサウジアラビアは非常に強いチームです。自分たちのサッカーができれば、UAE戦のような大量得点はできないかもしれませんが、それに近い結果を出すことができると信じています。

 (優勝まで険しい道のりだが、王座を守るのはどれほど大変か?)
 ここからの試合は厳しく、重要です。私が率いる選手たちと決勝に行けると信じています。全力で挑みます。ウズベキスタンの新たな歴史を作るあと一歩のところまで来ています。この試合に勝ち、東京オリンピックの出場権を獲得したいです。

(この前サウジアラビアと対戦し敗れている。明日も同じ過ちは繰り返さないか?※筆者註:おそらく昨年11月14日に2-3で破れたA代表のことを言っていると思われる)
 我々の選手たちがベストのプレーをすれば、どんな相手にも勝てると思っています。明日は以前とは別の試合です。勝利のためだけに戦います。

 キックオフは明日22日、日本時間の19:15。ウズベキスタンの新たな歴史を作ることができるか。

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