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2019年4月の記事一覧
秋田旅行記(2018.4)その4(カルマティックあげるよ ♯114)
2018年4月28日、15時頃。
四同舎1階のお座敷の部屋を見学し終わった僕は2階へと上がるため、階段のあるエントランスホールに向かった。
宙から降りてきた石板が、地表に落ちる寸前で止まったかのような、どこか神秘的な印象を漂わせる螺旋階段。
その1段目に足を乗せる。踏み込んだ感触から、ソリッドな見た目の印象よりとても頑丈な造りに感じられた。続けて、ゆっくりと2段目にもう片方の足を乗せる。さらに
国道駅(カルマティックあげるよ ♯123)
晴天の昼下がり。
停車した列車の車両から脚を踏み出し、駅のホームへと下りる。
ここはJR国道駅。
神奈川県内の重要都市、横浜と川崎とを結ぶ鉄道路線であるJR鶴見線の無人駅である。
ホームから階段を伝って降りていくと、駅舎内のガード下通りを見渡せる踊り場に出た。そこから眺めた先には風化したコンクリートに覆われた、前時代的ながらも豊かな質感に散りばめられた空間が広がっていた。
ここ国道駅は193