見出し画像

植物療法とライフコーチングで人生が好転した話

こんにちは。ナチュラルライフコーチとして、自然体で豊かに暮らすためのインスピレーションを発信している岡野真弥です。

今回は、2016年に体調不良をきっかけに会社を辞めてから、約5年間で、どのように学びを深めたかを書きたいと思います。よく「どこで学んだのですか?」というご質問もいただくので、少しでもヒントになれば幸いです♪

前回までの記事はこちら↓

植物療法(フィトセラピー)との出合い

「自然治癒力」を高めるアプローチとして、運命的な出合いを果たした植物療法。まずは、科学的・体系的な知識をベースにメディカルハーブを使いこなすことを目指すハーバルセラピストフィトセラピスト(植物療法士)としての学びを深めました。

例えば、胃腸の不調にはジャーマンカモミールのハーブを、風邪の引き始めにはエキナセアのハーブを、花粉症にはユーカリの精油を、と症状に合わせて処方箋が出せるようになるものです。

このような対症療法的な考え方は、現代生物学・医学のベースである機械論に基づいています。
人間を部品の集まりの機械と捉え、病気は機械の故障とする考え方。18世紀頃から主流になりました。

例えば、ロボットが故障したら、故障した部品を修理したり、取り替えたりしますよね。同じように人間の局所にアプローチをして、同じ病気には同じ処方がされます。

しかし、植物には数百〜数万の成分が含まれると言われており、まだまだ解明されていないものもあるのです。
先ほど例にあげたジャーマンカモミールも、胃腸の不調だけでなく、同時に頭痛やアレルギー、ストレスなどを和らげることも分かっています。

つまり、分かりやすく一般に普及しやすくするために、「メディカルハーブの典型的な使われ方」のようなものはあるけれど、実際には植物は、私たちの体に部分的に働きかけるのではなく、自然治癒力を高めて全体的にアプローチしてくれるのです。

植物の色、香り、触感など、「五感で感じる心地よさ」が相乗効果を発揮して、自然治癒力を高めることも大きな魅力です。

漢方・薬膳との出合い

西洋医学的な考え方とメディカルハーブについて学べたので、今度は、東洋医学における健康の考え方や植物の使い方を知りたいと思い、漢方養生指導士としての学びを深めました。

漢方とは、紀元前に生まれた古代中国医学が、8世紀頃に日本に影響を与え、日本の風土や民族に適した形へと発展したもの。

古代自然哲学を基礎理論とし、整体(広く全体的に捉える考え方)・正気(自己免疫力・自然治癒力)を重視します。

病気の共通性に加え、年齢・体質・ライフスタイルなどの個体差異を重視するため、同じ病気でも全く異なる処方がされるのも面白いところ。

心と体の有機的なつながりを大切にし、さまざまなシステムのバランス回復を目指すという特徴があります。

体質(個体差)について学んだことで、流行りの情報に踊らされることなく、「自分に合っているかどうか」という判断軸を持てるようになったのは本当に良かったです!

ところで、漢方の勉強というと「漢方薬について勉強するのかな?」と思っていたら、まずは運動・食事・休養の大切さを学びました。

健康の根源は「運動・食事・休養」

「運動・食事・休養」という根っこの3本柱を整えることで、「健康・美しさ」という花を咲かせることができるのです。

どんなに良いハーブティーを飲んでいても、食事が乱れていては焼石に水だなと気付き、本を読んだりセミナーに参加しながら本格的に「食」について学び始めました。

運動の大切さについても改めて学んだので(運動=運を動かすですしね!)、当時レッスンに通っていたヨガについて、せっかくなら理論も学びたいと思い、インストラクターのスクールに通うことにしました。
漢方を学んだことで、東洋思想に興味を持ち、世界最古の生命科学と言われるアーユルヴェーダについて触れてみたいという想いもありました。

ヨガ(アーユルヴェーダ)との出合い

さまざまなヨガスクールの見学に行き、最終的にはイシュタヨガに決めました。哲学や瞑想に重きを置いていたことや、「ひとりひとりに合わせる」というコンセプトに惹かれたからです。スタジオには鏡がなかったので、人と比べにくい環境だったのも魅力でした。(現在はスタジオ移転されたようです)

マック・久美子先生と

それぞれのポーズの身体的・精神的なベネフィットや解剖生理学、哲学など半年間で学んだことは計り知れなかったのですが、印象に残っているのは「真我」の概念に触れられたこと。
私たちの深い部分には、「静かな水面のような自分」がいて、外部でどんなことが起こっても影響を受けることはないということです。

当時の私は精神性が未熟だったこともあり(笑)、深い部分で理解するのは難しかったのですが、この考え方に触れたことで、いつでもこの静かな水面に戻ってきていいんだな、と安心して生きられるようになりました。

それでも感じる生きづらさ

植物(メディカルハーブ・漢方)とヨガ、食事療法などを学び、日々の暮らしは大きく変わりました。

毎日体調に合わせたハーブを飲んで、ヨガは毎日の日課に。口に入れるものはとても丁寧に選ぶようになりました。

それでも、心の奥深いところに黒くて重い何かが存在する感覚があって、生きづらさのようなものを感じていました。

特に人間関係では、一緒にいると自信をなくしてしまうような人が周りにいて、自分の自己肯定感がどんどん下がっていくようでした。

ヒプノセラピー・NLPコーチングとの出合い


そんなタイミングで学んだのがヒプノセラピー(催眠療法)NLP(神経言語プログラミング)でした。大学時代から興味があったものの一歩踏み込めず、このタイミングで知人に薦められたので導きを感じました。

意識の9割以上を占めるとされる無意識の領域にアクセスし、
インナーチャイルドを癒したり、前世療法では、アクティブイマジネーションという心理学的手法を用いて、物語を体験しながら無意識のネガティブな感情を癒したり。

一方でNPLは、「催眠誘導をしない催眠」とも言われるように、短時間のうちに脳内のプログラミングを書き換えるというもの。ビジネスの現場でも普及しており、自分の意識のクセと向き合うことができました。

とにかく、恐れ、怒り、悲しみ、制限的信念などと向き合い続けた期間でした。自分でも驚くほど涙も流れて、今振り返れば浄化の涙だったのでしょう。

ホリスティック・ライフコーチングとの出合い

もうひとつ、私にとって運命的な出合いと言えるのは、米国ベストセラー作家のアラン・コーエン氏によるホリスティック・ライフコーチング養成プログラムに参加できたことです。

きっかけは家族からの一言。私がやりたいこと・今後チャレンジしたいビジョンを話していたら、「それならライフコーチが合っているんじゃない?」と言われたのです。

その瞬間、植物療法に出合った時と同じように、雷を打たれたような衝撃と共に強烈に惹かれるものがありました。

その日の夜にライフコーチングに関する本を一通り購入。

その中で特に興味を持ったのが関口梓さんの「ありのまま輝くエフォートレスな生き方」という本でした。
出身大学が同じで、戦闘モードで頑張りすぎていた会社員時代があったとのことで、シンクロニシティのようなものを感じたのです。

早速、関口さんのコーチングを受けてみよう!と思ったものの、残念ながらセッションの新規募集は受け付けていないとのこと。

そこで、プロフィールを拝見したら「2011年、米国ベストセラー作家のアラン・コーエン氏によるライフコーチ養成プログラムを修了」との記載が。

アラン・コーエン氏のサイトに飛んでみたら、また雷が落ちるように瞬時に惹かれ(笑)、すぐにエントリーをすることに。4人のキャンセル待ち中でしたが、毎日祈りながら過ごしていたら直前で何とかジョインすることができました!

半年間の深いプログラムで、ここでの学びは人生でかけがえのない宝物となりました。

どんなときも、恐れではなく愛から選択すること、
答えは自分の中にあること、
自分と未来を信頼すること。

気づけば好転していた現実

以上のように、「ボディ・マインド・スピリット」とホリスティックな学びを深め、実践していたら、色々と不思議なことが起こりました。

体調や肌の状態も、ここ十数年で一番良いし、
苦手な人たちとは自然に距離ができて、今では大好きな人たちだけに囲まれるようになり、
長年の夢だった本を出版することもできました!

【2022年4月14日に発売された著書はこちら↓】

これは、ボディ・マインド・スピリットを調和させることの大切さに気付き、少しずつケアしてこられたからだと確信をもってお伝えできます。

植物療法(メディカルハーブ・漢方)、食養生、ヨガ、ヒプノセラピー、NLP、ライフコーチング、そのどれもがここでは書き尽くせないほど本当に素晴らしいものでした。

「心・体・魂」を調和させ、人生を豊かにするための具体的な考え方や方法について、これからもこのnoteやYoutubeInstagramなどで発信していけたらと思います♪

ひとりひとりが自然で豊かに暮らし、優しが循環する世界を目指して、今後も活動してまいります!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?