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「家族に合う病院・薬局はどこ?」悩んだ先に見つけたもの

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024の4日目の記事になります。

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自分や家族がかかる病院やクリニック、薬局をどのように選んでいますか?」と聞かれて、あなたはどう答えますか?

私の探し方はシンプルです。

  1. 徒歩圏内の医療機関を地図上で確認

  2. ホームページと口コミを確認

  3. 実際に行ってみて、設備や働く方々の対応を確認

上記の1~3をすべて確認してから、総合的に決めていました。

幼い子どもを持つ親として、毎月のように医療機関にかかる日々。ここ数年間で、ようやく現在のかかりつけ医とかかりつけ薬局に出合うことができました。
それでも「もっと違う視点で医療機関を探す可能性や必要性があるのでは?」と思う自分が……。

子どもの場合は、風邪や中耳炎など、基本的には手術や入院を伴わず、日常生活が継続できる症状であることが多いです。一方、私の父のように手術や入院を伴い、日常生活にも支障が出るような場合は、違う視点でも医療機関を探す必要性を感じていました。

そんな時、クオリティ・インディケーター(QI)という指標に出合いました。

QIとは“医療の品質を評価するための定量的な指標のひとつ”で、疾患ごとに定められているガイドラインに沿った処置が施された患者さんの割合を、全体のパーセンテージでスコア化したもの

「薬局の質を可視化し、服薬指導の可能性を引き出す。Musubiを用いたクオリティ・インディケーターの研究とは?」より

すでにアメリカ・オーストラリア・オランダなどで、公的にQIの測定・開示を実施し、医療の質の向上に活用している国もあるそうです。


日本でも、一部の病院などで使われている指標とのこと。「クオリティ・インディケーター」で検索したところ、病院でのQI活用事例が複数表示されました。医療機関における医療の品質改善の取り組みを、患者自身が確認できる一つの指標になりそうだと感じました。

医療の品質は、私のような患者にとって未知の領域ですが「わからないから」と言って知る努力をしない、というのは違うのではないかと思います。
自分の体のことをまだ上手に表現できない子どもを持つ親として、「無知の知」をバリューのひとつに掲げているカケハシに所属するメンバーとしても、自分にとって未知の領域を知る努力は続けていきたいです。

カケハシに勤務して今年で7年目。カケハシにいたからこそ出合えたQIが、これから薬局でどのように取り入れられていくのか、フォローしていきたいと思います。


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