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「買って良かった」って思ってもらうために。「長く愛される」素材選び

こんにちは。アパレルブランド『feerichelu』👗
のプロデュース&デザイナーをしています、mayaと申します。

いつもニットの素材選びの時に気を付けてることを書いてみたいと思います。

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今は秋冬のニットを試行錯誤しながら作っているのですが、毎回素材選びはすごく楽しい瞬間の一つで、ワクワクしながら選んでいます。

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祖父や父がニット職人だったのもあり、ニットに囲まれて育ったので素材の特徴を最大限に生かす!職人技の様な技術も学んできました。

デザインイメージに合う素材はもちろんなのですが、

・肌触りの心地よさ

・毛玉(ピリング)になりずらい

・お洗濯を繰り返しても型崩れしにくい

・長い間綺麗な状態で着られる

厳重にチェックしてるのはこの4ポイントです。

ニットは1本の糸を編み機で編んで生地を作ります。

機械も様々ですが、こんな機械を使って編みます。

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糸を選んで、編地(生地)を作り、何度も風合いの確認をします。

1本の糸を2本にして編んだり、3本にして編んでみたり。
編み方を変えて、天竺、ゴム編み、リブ編み、ケーブル編み、リンクスなど色々な編み方があるのですが、その素材とGAGE(ニットの厚み)が何に一番適していて、最も素材の特徴を生かせる編み方を研究します。

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型崩れしずらいニットを作るためには

お洗濯試験を繰り返し行い、耐久性も確認します。

ソーピング(洗いをかけて風合いを良くする加工)テストを行い

最も風合いの良い質感にするために、色々なソーピングの仕方も

試しています。

肌触りはもちろんですが、長い間お客様にご着用頂きたいので

あらゆるテストに合格し、厳選した素材だけを使用します。

私はエレガントで上品なテイストが好きなので、綺麗目感、高級感あるものを作ることが多いです。

編み方にもこだわりがあり、よろしければ

「見極めて買う!長く着られるニット」も読んでみてください。

https://www.joint-space.co.jp/feerichelu/ 
https://instagram.com/maya.shirai




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