見出し画像

【コミケ】新刊案内まとめ

こんばんは、長沢めいです。
先日、Twitterのほうで新刊の紹介をツイートしてみたんですが、とても長くなってしまったので、noteで整理したほうが読みやすいかなと思ったので、まとめておきます!

いうわけで、まずは202ページあるほうの #C99新刊 内容を紹介したいと思います。

まずは今作の題材の「横須賀線・総武快速線」について概説が20ページほどあります。久里浜から千葉までを普段使いしている人、なかなかいないと思うので、今作はこのへん割と丁寧に(弊サークル比)紹介しています。

続いて「横須賀線-総武快速線28駅めぐり」と題しまして、駅の様子を駆け足でご紹介しました。駅前に気になるモニュメントなんかも取り上げました

そして総武快速線といえば、その開通と同時に登場した房総特急の話題も外せないので取り上げています。最近の苦戦の原因も分析してみました

総武快速線が房総各線へ向かう「幹」としての機能を果たしている一方で、横須賀線は湘南新宿ラインと線路を共有しているのが特徴です。というか、最近は軒先を貸して主屋を取られているような…?
ということで、2000年のダイヤとの比較をしてみたりとか

あと、グリーン車の椅子の歴史とか

そして横須賀線といえば、みんな大好きシーサイドライナーヨコスカ。写真もってないなら描けばいいじゃない、ってことで描きました
ついでに、久里浜界隈のいわゆる「末端区間」のダイヤの変遷も紹介してみました。割と昔から本数少ないんだな、っていう感じでした

ここからは雰囲気が変わって沿線の話題のターン
弊サークルおなじみの公園めぐりのコーナーです

鉄道絡みで定番の千葉公園から、何故かバナナが落ちている公園、横須賀線工事中に池に穴があいた公園、城っぽい建物があるけど実は城が無かったんじゃないか説がある公園、と色々ご紹介してます

沿線めぐりの第一ブロックのテーマは「宿場町」

実は歴史ある地名だった戸塚
船の橋があった(?)らしい船橋

歩き比べてみると「宿場町」だった歴史の扱い方が違うようで…?

そして街道から外れた場所に駅が出来た大船とも歩き比べてみました

あとコラムでコメくいてーとか言ってます

沿線めぐりの第一ブロックのテーマは「軍部」 同じ横須賀市内の海軍ゆかりのスポットでも、横須賀駅周辺から外れるとあまり注目されていないのでは? ということで、久里浜と田浦を歩いてみたり

一方、千葉側での陸軍ゆかりの地、津田沼では「津」と「田」と「沼」を探してみたりしました

ここで小休止として北鎌倉、東逗子、東戸塚、西大井の話題を入れてみました。横須賀線って方角が付く駅は「"東"京」以外、地元からの要望で出来た駅なんですよ、ということで各駅が出来るまでのストーリーをご紹介

そして地下からだと様子がわからない、新日本橋と馬喰町を歩いてます!

沿線めぐりの第三ブロックのテーマは「1980年代」
この時期に大きな変化を迎えた駅として、新川崎、両国と錦糸町、稲毛、そしてなぜか駅は無いけれども芝浦を取り上げました

両国駅の周辺の街並みが碁盤の目状になっている理由とか、海岸線が遠ざかって行った稲毛の歴史とか、なかなか面白かったです

沿線めぐりの最終ブロックでは「活用」をテーマに、貨物線の活用が模索されている新小岩と、歴史的スポットの観光地としての活用を模索している横須賀を取り上げました

特に横須賀に関しては、「艦これ」などで「横須賀鎮守府」が注目される場面が多かったからか、戦前までの歴史が紹介されることが最近は多かった気がしますが、今作では戦後史、特に「横須賀の観光地化」というテーマと絡めて書いてみました。土地柄、世界情勢も深くかかわっていて興味深かったです。

というわけで今回の新刊の1冊目は内容てんこ盛りなんですが、これは「なぜ今の時代にリアルの本を求めるのか」というのを考えた一つの弊サークルなりの答えです。

2冊目「横須賀線・総武線(快速)ドリル 空欄を手書きで埋めて あなたが完成させる同人誌」は、1冊目に準拠した内容となっています!

つまり・・・。ドリルを埋めながら「横須賀線・総武線(快速)」を読むのもよし、先にドリルを埋めてから「横須賀線・総武線(快速)」を読むのもよし、といった内容になっています。2冊横に並べて、鉛筆片手に読書、なんてのはいかがでしょうか?

今作については作っている間の過程についてもお話ししたい内容がたくさんありますので、そのあたりは後日改めて書きたいと思います!ではまた。

(記事が長くなったので、通販のリンクをもう一度貼っておきます)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?