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オーディオブックと書籍の使い分け

音声メディアの成長が目覚ましい。

私自身は、10年以上前からAudible.comユーザーで英語の本を聴いてきた。日本語の本は過去1年、audiobook.jpを使って聴いてきた。昨年12月からはさらにAudible.co.jpも使っている。どのサービスも以前は月に1冊ダウンロードできるシステムだったが、今は聴き放題の本が無数にある。

オーディオブックは時間の有効活用という意味では神レベルだが、実際どれだけ理解できているかは眉唾だ。そのため、オーディオで聴いていいと思った本は購入したり、図書館で借りたりして書籍でも読むようにしている。

オーディオブックを聴いているときは、犬の散歩中や家事の最中などマルチタスクなので、相当な集中力がないと必ず聞き逃しが発生するからだ。

オーディオで聴いていると、内容がものすごいスピードで過ぎ去っていく。
一方で、書籍で読む場合は1つの単語に注目したり、前のページに戻ったり、ページを行き来しながら読む。自分の理解度に合わせて読むスピードが調整でき、大事だと思うところは何度も読むことができる。

オーディオブックのもう1つの難点は、選書のプロセスだろう。

書店で選ぶときは、タイトルが気になる本を手に取って斜め読みをする。
全体像を把握して購入するかどうかを判断するためだ。

オーディオブックにも目次はついていて、先に気になる章を聴くことはできるが、斜め読みはできない。

オーディオブックを選ぶときは、気になる章からある程度の時間をかけて1.5倍で聴き、気に入ったら最初に戻って1倍のスピードで聴いたりする。そして最後まで聴いて気に入った本は聞き逃し防止のために、2回以上聴く。

Podcastも聴くが、数多ある中からどれを選ぶかが、えらく難しい。

目次もなければ、章に分かれているわけでもないので、最初から聴くしかない。アメリカのPodcastは大抵が広告モデルなので「最初から順番に聴いてもらわないと困る」という事情もあるだろう。

そもそもPodcastを聴く目的が、読書と違って”なんとなく手を動かしながら聴ける気軽なエンタメ”という位置付けなのかもしれないし、ラジオと同じで、偶然の出会いを求めて聴いている人も多いのかもしれない。

しかし、私のように一分一秒も無駄にしたくない器の小さい人間は、評判やパーソナリティー、あるいはゲストで選びがちになる。つまり内容が偏る!

というわけで、おススメのPodcast(英語または日本語)を教えてもらえると嬉しいです。

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