may22

日々の暮らしの中で、忘れたくないと思った気持ちを残す場所に。

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最近の記事

しおり

気に入っていた本のしおりを無くしてしまった。 そもそもわたしは普段から文庫本を買うことが多い。そして文庫本には、たいてい紙のしおりが挟まれている。なので、いつもはそのしおりを有り難く使わせてもらっているのだ。ちなみにわたしが好きなしおりは、蔦屋書店のもので、シンプルなデザインに一言「本におかえりなさいませ。」と書かれている。なんだか、ジーンとしてしまうこの言葉。思わず心の中で「ただいま。」と答えてしまう。 そんな、文庫本購入と同時にもれなく無料でついてくるしおり愛用者のわ

    • わたしでよかった

      わたしの大好きな益田ミリさんの作品、「泣き虫チエ子さん 旅情編」の中に、こんな話がある。 "もし今の夫以外の人と結婚していたとしたら、やはりそれでも、きっとその人を大切に思い、泣きそうなくらい愛していたに違いない。そんな強い自分の愛情を、今の夫に使うことができてホッとした。” このエピソードを初めて読んだとき、思わず涙した。わたしの夫は、とても愛情深い人である。きっと、わたしではない人と結婚したとしても、同じように相手を愛し、大切にしていたに違いない。好きになった人に、と

      • わたしの本選び

        本を読むのが好きだ。一日一回は、必ずと言っていいほど本を開き、ページをめくる。思い立った時にすぐ読めるよう、本はいつもわたしの近くにいる。その日の気分によって読みたい本も変化するので、ラックには買ったばかりの本だけでなく、読み途中の本が何冊も積み重なっている。 最近のルーティーンは、気になった本を3、4冊まとめて購入し、数日かけて読む。そして購入した本をすべて読み終わったら本屋へ行き、また新たな数冊を選ぶというもの。以前は、1冊買っては読み、また本屋へ行って次の1冊を選ぶ、

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