見出し画像

将来の夢

最近、書きたいことがあり過ぎて止まらない。

今回は「将来の夢」についてのお話。

いきなり「将来の夢は?何になりたいの?」と聞かれて、
答えられる人はどれくらいいるだろう。

歳を取るに連れて、答えられる人は減っていくように思う。

幼稚園では「レースドライバー」になりたかった。
小学生の時は「プロゴルファー」
中学生、高校生の時は車が大好きだったので「ホンダのエンジニア」。

それで、大学は工学部を選んだ。

でも、工学に面白さを微塵も感じなかった。
そして、服に出会い、情報科学ならファッションに関われると考え
情報系の大学院に進んだ。

機械学習や最近流行りのAIを使うファッション関係の仕事をしたいと
最近、思う。

歳を取るに連れて、だんだんと職の選択の幅は狭まっていく。
小さい子が「総理大臣になる!」というのと、
24の僕が言うのではえらい違いだ。

周りの友達でも、「将来はOOをしたい!」と具体的に話せる奴は少ない。

みんな、お金を稼げたら良いとか楽に暮らせたら良いとか
そんな基準で就職していく。

僕は浪人しているので周りには社会人の友達がいる。

僕の性格からかわからないが、よく相談された。
去年の5月、6月。「仕事が辛い、辞めたい」って。

中には、泣きながら話をしてきた子もいる。

僕は優しくないし、性格も悪いので
「十分頑張っているよ」とか
「あんまり無理したらあかんで、辛いことあったら電話してき」とか
絶対に言わない。

上記のような優しい言葉をかけてほしくてLINEや電話をしてきているのが
見え見えだし、優しい言葉かけてもらいたいなら他に相談してって思う。

前に、
「自分で選んだんやったら、弱音吐かんとがんばれや! 
  無理やったらやめろ! そんな愚痴ばっかり聞きたないわ!」
って言うと、逆ギレされたことがある。LINEも既読無視。
女の子、こわいですね。

若干、話が逸れた。

要は、そんな基準で職を選びたくないということ。

大人になるに連れて、職の可能性は狭まる。
それはもう、仕方がない。

その中でも「ファッションが好き」という基準で仕事を選びたい。

最近、したいことを仕事にしている人に会った。

人生を楽しんでいる、まさにそんな感じがした。
僕には輝いて見えた。

でも、苦労もしている。

人一倍の努力と、人一倍の苦労を経験して今がある。
勝手にそんな風に思いながら話を聞いていた。

日本にしたいことを仕事にしている人はどれ位いるのだろう。
したいことを仕事にするにはそれなりにリスクがあるし
なんせ、お金にならないことが多いのかもしれない。

でも、これから僕は社会人になり40年ほど仕事をしなければならない。
それなら、少しでも自分に正直に自分を殺さずに生きていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?