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だから今日はカンパイ。

わたしにはいつも 差しのべられていた手があった 
わたしはいつも だれかの手をとって歩いてきた 温か
い手を握り 守られ そうして歩いてきた ときに握っ
た手は冷たくて 裏切られたこともあった けれどそのた
びに だれかの温かい手は わたしを包んでくれた 泣け
るようになるまで 温めてくれた 握りたかった 手があっ
た 握れなかった 手があった たくさんの後悔があるけれ
ど それでもわたしは だれかの手をとって歩いてきた 思え
ば手には すべてが詰まっている気がする 想いも 経験も 
技術も 知識も 時間も 積みかさねてきたものすべてが 手に
は詰まっている気がする ちょうどあなたが わたしにしてくれ
たように ちょうどあなたが わたしにすべてを注いでくれたよう
に それをわたしに教えてくれた だからわたしはこれからも だ
れかの手を握りたい だからわたしはこれからも だれかの手に温も
りを届けたい だから みんなで手をつなごう 手をつないで 想い
を伝えあおう 時間は有限で 人生は一度きりで この出会いは一度か
ぎりだから さあ みんなで手をつなごう 手をつないで 生命を吹き
こもう この手で すべてが詰まっている この温かな手で 生命を創り
だそう そうして願う だれかの手が すこしでも温まるように だれか
のこころが すこしでも豊かになるように だれかの未来が すこ
しでも明るくなるように わたしにはいつも 差しのべら
れていた手があった わたしはいつも だれか
の手をとって歩いてきた あなた
にもきっと見つか
る 差し出
され
る無
償の
 温
かな
手が
 だ
から
今日
 出
会え
てよ
かっ
た 
こう
してみ
んなの手を 握れ
ることに感謝して だから今日はカンパ
イ 今日はカンパイだよ いつまでも 手をつないでいられるように








「*」より以下、小冊子には含みません


このnoteは、noハン会2ndの小冊子企画のために書きました。

お題であるKojiさん作のロゴが発表されてから、そのロゴを何日もずっと眺めていました。
写メして、何日もにらめっこしていました。
気の利いたストーリーなんて、ここで小説を書いていないぼくには浮かぶはずもなく、ただただ焦りが募るばかり。
出せなかったら、顔出す資格なんかないかもしれない。
そんなふうにも思い、不安になりました。
でも。
ロゴを眺めつづけて何日目かに、ふとそう思いました。
ぼくがnoハン会に寄せていた想いって、何だったのだろう。
ぼくはぼくらしく、ただそれを言葉にして表現すればいいんじゃないか。
(このnoteはぜひPCでご覧ください)



ぼくはずっと、みんなに会いたかった。
会って、カンパイして、お話して、どれだけみんなにお世話になったと思っているか、伝えたかった。
どれだけみんなのことが好きか、伝えたかった。
何度か書いているけれど、ぼくは初対面の人と上手く関わることがとても苦手だ。
でも、それでも。
みんながお互いを思いやって笑顔で話している、そんな場に、一緒にいたいと思った。

だから、みんなでカンパイしよう。
グラスの中身は、お酒じゃなくたっていい。
ワインじゃなくても、ビールじゃなくてもいい。
お茶でも、ジュースでもいいし、感謝とか喜びとか、好きだとか、そんな溢れる気持ちだっていい。
みんながそれぞれの想いをグラスに満たして一緒にカンパイできることを、当日までずっと想像していた。

そんなことを、書けばいいと思った。

みんなへの感謝や当日のこと、カメラマンをやらせてもらったこと、たくさんお話できた人、ぼくが一歩を踏み出せずにお話できなかった人。
楽しかったことと同じくらい後悔や反省があるけれど、それはまた改めて書くつもり。

今朝、まずは小冊子企画のnoteを。
ぼくらはたしかにあの日あそこにいた、参加できなかった人も、きっとこころは一緒だった。
noteに出会えて、みんなに出会えてよかった。
これからも、noteを続けていこう。こうして永く永く、続けていこう。
そんな思いと感動を忘れないように、ここに置いておきたいと思う。

一生の宝物になる、素晴らしい時間。
それをしっかりと、こころに刻んでおけるように。







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