見出し画像

現役公務員による公務員試験突破攻略法~入門編~ パート2

こんにちは。パート2までご覧いただき、ありがとうございます!
こちらでも前回に引き続き、公務員試験の攻略法についてお話していきたいと思います。

自己紹介は前回お話ししたので、割愛させていただきます!
公務員の種類、試験の概要についてはパート1をご覧ください。

あと、言い忘れておりましたが現役公務員である以上、有料化はできませんので
すべて無料で公開させていただきます!別noteに誘導してお金稼ごうとかしません(笑)
(したいですけどできないです!(笑))
でも無料公開はあくまで現役の間だけです、そこは把握しておいてください!

では早速続きにまいりましょう!

目次
① 公務員の種類
② 公務員試験の概要
③ 現役公務員の受験時の体験談 ←ここから
④ 試験勉強のスケジュール


③受験時の体験談 ④試験勉強のスケジュール


ここからは受験時の体験談も込みで、スケジュールについてお話していきたいと思います。
高卒、初級の体験談ですが、大卒、上級の方でも参考になるとところがあると思いますので是非ご覧ください!
パート1の最後でも言いましたが、情報が一番の武器です。情報量、大事です。

まずは私が公務員試験を目指すことになった、きっかけからお話していきます。

私は普通科の、いわゆる進学校(自称)に通っていました。一応進学校だったので、最終的には、学年の9割が進学といった高校でした。

そんな学校に通っていた私は、高校1年、2年と学校で大学入試の模試を受けさせられており、先生方の指導もあり模試の結果の判定の中から、合格しそうなところで志望校を決めて進学するのだろう、と思っていました。

しかし、高校2年になり、進路について本格的に取り組む時期に突入します。


学年集会などで、大学受験に関する話を聞く機会がぐっと増えました。先生方から進学にかかる費用や、受験勉強の大変さの説明を受け、大学卒業後の就職活動がとても狭き門であることを知りました。

そういった話を聞き、高校卒業後の進路を「進学」と「就職」で天秤にかけてみると、元から薄かった進学への意欲はなくなり、高卒で就職しようという気持ちが強まりました。

私自身、自立心が強い方なので、進学にかかる莫大な金額を親に負担してもらうつもりはなかったですし、奨学金を借りてまで勉強したいことが見つからなかったので、消去法ですが、就職という進路に固まりました。

進路を就職に決めるとさらに選択肢が出てきます。それが「民間企業」か「公務員」です。
この選択肢に関しても親や周りの意見を聞き、高卒就職なら、将来安定性のある「公務員」が良いだろうという、ありきたりな考えで公務員を目指すことが決まりました。
この進路志望が決まったのが高校2年の修学旅行直後でした。

そこから学校では、進学ではなく就職向けの選択授業に変更し、公務員試験に向けての勉強生活が始まっていきました。


まず何から始めたのかというと、

公務員試験対策を行っている専門学校があるのは、皆さんご存じでしょうか。
有名なところだと大原立志社などがCMでもよく見かけると思います。

その専門学校が、月1回公務員試験対策の、講習会を開催してくださっていたのです。
しかも無料で。
その無料の講習会に参加すると、さらに無料でテキストがもらえます

このチャンスを逃すわけにはいかないと、私は講習会に参加し、勉強を開始しました。

そのテキストは毎月3冊(確か3冊)もらえて、しっかりこなせば全範囲を網羅できるような内容のものでした。通信教材みたいな感じです。

私は学校の授業部活アルバイトと並行して、月1回の講習会月3冊のテキストに加え、自分で過去問集を購入し、その教材で勉強を進めていきました。

高校受験で大して勉強せずにいた私にとって、ここからの1年は人生で一番勉強した1年でした。

まず最初は、一番勉強が必要な筆記試験に向けての勉強です。「知能問題」「知識問題」がどういった問題なのかを知り、解き方を勉強していきます。
解き方や、速く解くコツはテキストと講師の先生に教えていただきました。

それと同時並行で、パート1でお話しした私の苦手分野、事務適正試験の練習も毎日進めていきました。

私は試験の約1年前に勉強を始め、スタートから5,6か月1日2~3時間勉強をしていきました。
そのころの1日のタイムスケジュールとしては


00:00~ 8:00 睡眠
 1:00
8:00~ 8:30 登校
8:30~16:00 学校の授業
16:00~17:30 部活
17:30~18:00 夕食
18:00~21:00 バイト
21:00~22:00 帰宅、入浴
22:00~00:00 公務員試験勉強
       1:00

といったスケジュールです!
一目見ると、結構詰め込みのスケジュールですが、睡眠時間も十分に確保できており、それなりにこなせていたと思います。

そんな感じで勉強を進めていき、試験が近づくにつれて講習会の回数も増えていきます。
過去問をもとに作られた模試も数回受けました。

模試では、点数だけでなく全国のその専門学校の模試を受けた人で順位も出て、志望する官庁ごとの合格率など、大学入試の模試と変わらない感じで結果を見ることができます。

講習会やテキストのおかげで、模試の成績はそこそこ良い数字が続き、夏を迎えました。
高校3年の夏休みは、すでに部活を引退しており、時間がたっぷりあったため1か月の3分の2以上の日を講習会に参加し、講習会終わりも自習室やカフェなどで自習してから帰り、家でも復習をしました。

6,7、8月あたりは、ラストスパートということもあって、1日の勉強時間が大きく増えていました。平日でも大体5時間くらいは、やっていたかなと思います。

模試の成績がガクッと落ち込むこともなく、忙しいながらも、勉強時間をしっかり確保できていた受験勉強期間を過ごせたと思います!

ここで少し大まかな、全体のスケジュールを見てみましょう。
スケジュールとしては、

高校2年11月 勉強スタート(1日平均2~3時間)

高校3年 6月 部活引退   (1日平均4~5時間)

高校3年 9月 1次試験
    10月 1次試験合格発表
    11月 2次試験
    12月 2次試験合格発表、採用面接

    
です。(細かい勉強のスケジュールに関しては、別noteでお話しします)
1試験1年前に勉強を開始できると、余裕をもって対策ができるかと思います。


次に試験の体験談を書いていきます。

まず公務員試験は、日程がかぶらなければ、複数の官庁を受けることができます。試験内容は官庁によって、大きくお異なるということは少ないので、少しでも合格率を上げるためには、なるべく多くの官庁を、受験することをおすすめします!

1次試験の日程は基本的に日曜日に行われ、私の場合は9月の毎週日曜日が試験でした。
私の受験スケジュールは下記のとおりです。

第1週 国家一般
第2週 東京都
第3週 市役所
第4週 県庁

4か所とも「初級」「一般行政」で受験しました。
第3週の市役所も地元ではないところを受けたので、毎週前泊して試験に向かっていました。

そんな感じで毎週の試験を終え、待っているのは合格発表です。

1次試験の合格発表は試験から1か月以内に発表されます。
合格者の受験番号は、HP、現地どちらでも確認することができるのですが、私はHPで確認しました。

結果は、


国家、東京都、市役所と連続で1次試験落ちしました。(笑)
この時点でまた来年だな、とほぼあきらめかけていたのですが、本命の県庁は試験が遅く発表が最後だったので、かすかに希望を残し、胃がちぎれそうな日々を送っていました。

結果は、

何とか1次試験合格者発表一覧の中から、自分の受験番号を見つけ出し、みごと1次試験突破いたしました!
あの瞬間の嬉しさは、今でも忘れません!!

とはいってもまだ1次試験です。受験申込者は1400人1次試験合格者は500人
採用予定者数は100人と、2次試験の方の倍率のが高かったので浮かれている余裕などなく、発表後すぐに2次試験の対策を始めました。


私の受験した県庁は
1次試験で筆記、作文、事務適正
2次試験で性格適正と面接    
でした。

性格適正に関しては対策できるものではないので、面接練習に力を入れて取り組みます。

面接練習については、公務員だけでなく就職試験全般で使えるテクニックなどを書くので、
別noteで、詳しく解説していこうと思います。

学校の先生や、講習会を開いてくれる専門学校の先生方に協力していただき、時に厳しく、時にやさしい面接練習をこなし、面接試験本番へ挑みました。

面接試験を終えたあとの印象としては、結構いじわるな質問が多くてめちゃくちゃ怖かった印象が強かったです。

そんな面接を終え、午後に性格適正を済ませ、やっと全試験終了です。
後は結果を待つのみです。

突然ですが、みなさんは占いなど信じますか?
毎朝のニュース番組でやっていたり、いろいろなものがあるかと思いますが、
私はスマートフォンを買って以来、ずっとLINE占いの信者です。

試験当日や、試験結果を待つときなど、ラッキーアイテムラッキーフードは気休めになります。
少しでも緊張を和らげる方法として、おすすめです。
何か自分なりの緊張を和らげる方法を持っておくと役に立つかもしれません!

私は結果待ちの日々は、毎日LINE占いをチェックし、ラッキーフードを食べ、ラッキーアイテムを持ち歩いていました!

その甲斐あってか、無事、2次試験の合格者発表にも自分の受験番号がありました!
すごくうれしかったです。

ここで終わりかと思われる方が多いと思いますが、公務員試験は合格するだけでは公務員になれません。
合格というのは、あくまで採用候補者になっただけで、後日行われる採用面接を経て、翌4月1日に辞令が出て、やっと正式に採用されます。

年明けの1月頃に届く「内定通知書」の時点で、採用はほぼ確定なのですが、何かあった時の保険として、あくまで「内定」というのはどこの会社も同じですね。

合格者の採用漏れは聞いたことがありませんので、2次試験を突破し、特に何かやらかさなければ自然と採用されます。

(もし採用漏れの経験や話を聞いたことがある方がいらっしゃいましたら教えてください。)

しかし自分は、採用漏れがあると思っていたので、2次試験の合格がわかった後も、ひやひやが止まりませんでした。

なぜひやひやが止まらなかったのかと言いますと、

受験者は、合格発表後に試験の順位を開示することができます。
なので私は順位を開示したのですが、その順位が採用予定者の数より下だったのです。
採用予定者・100人 順位・2次試験合格者200人中170位)

採用漏れはないと聞いていましたが、順位が悪かったので不安な日々を過ごしていました。

私のように、合格したけど採用予定者数に入っていない順位だと、採用漏れの恐怖におびえる毎日でしたので、開示をするしないは自己責任でお願いします。順位に自信のない方は開示しないことをおすすめします!

次の段階として、合格発表1週間後くらいに行われる採用面接があります。
この面接では具体的に希望する配属先や、通勤時間の希望などを聞かれました。

それを踏まえて配属先が決まり、引っ越しが必要な人は4月1日の採用の前に、事前に配属先の連絡があり、引っ越しをするといった流れになります。
引っ越しが必要ないと判断された場合は、4月1日までどこに勤務なのかわかりません!
私は連絡がなかったので、4月1日の辞令交付式で勤務先を知りました。

配属先を知ったその数時間後には、職場へ行き仕事が始まります!
配属先を知ってから、仕事が始まるまでの時間がとても短いため、4月1日は緊張と忙しさでパンクしそうな1日でした。

以上が、私が経験した公務員試験の全容です!


⑤ あとがき


ざーっと試験を受けようと思ったきっかけから、合格までを体験談として書かせていただいたのですが、いかがだったでしょうか。

当方あまり作文が得意ではないので、まとまらずだらだらとした体験談になってしまい、読みにくい部分が多々あったと思います。

自分で読み返しても、伝えきれてないと感じる箇所が何か所もあります。
よくわからない箇所がありましたら、SNSDMで質問を受け付けております!
遠慮なくどんどん質問ください!

今回お話しした体験談含め、大まかな公務員試験の流れをご理解していただけると、実際に試験に挑まれる方の参考になるかと思いますので、ご活用いただけたらと思います。

冒頭でもお話しした通り、この2部作noteでは、公務員試験に挑戦しようとされる方の第1歩を応援するものとなっています!

実際に挑戦を志されて、もっと試験の細かい内容について知りたい、面接の必勝法を知りたいという方は,途中途中で紹介した別noteをご覧いただければと思います。

ここまで読んでくださって方!いらっしゃるかわかりませんが、(笑)

初投稿で文章力が幼稚園生レベルの、非常に読みにくいnoteを最後まで読んでいただきありがとうございます!ほんとにありがとうございます!

TwitterInstagramのアカウントを添付しておきますので、個別での質問がある方はどんな小さな質問でも回答させていただきます! お気軽にお声掛けください!

最後に、パート2の最初にも説明しましたが、現役公務員である以上、副業はできませんので、noteも無料での公開となります!

ですがあくまで現役の時に限っての話です。退職したら遠慮なく有料にさせていただきますので、今のうちに見ていってください!(笑)

ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?