開発学について話をきいてみた
こんにちは!
先日、イギリスに留学している学生とZoom会議をしたら、聞き慣れない学問を勉強していました。その名も開発学。
経済発展・環境保護・持続可能性の全ての根幹に関わる学問だそうです。
壮大なテーマのように見えますが、話をきいているうちに身近に思えてきました。
開発学について話してくれた彼女からは今後6回にわたってさらに詳しく話をきいていく予定です。
今日はまず触りだけ。
開発学ってなに?
開発学は英語でInternational Development。
世界で起こる不平等や不公平を政治・経済・歴史・地理など様々な角度から分析し、解決するために何ができるのかを考えるやさしい学問です。
日本では聞き馴染みがありませんがイギリスを含むヨーロッパを中心に海外ではそれを学ぶ学生も多いそうです。イギリス留学を支援する組織でも、留学コースの一つに取り上げられています。
開発学は社会学分野の一つで、国際開発や人道的活動について研究する学問です。移民、紛争、政治的生態、援助など、複雑かつ重要なグローバル課題を幅広く扱います。開発学を専攻する学生は、世界の直近の未来を理解し、どうすれば紛争を回避できるか、人々を保護しつつ開発を進めるにはどうするか、といった難しい課題の解決策を探ります。
開発学と文字面をみると、都市開発のことかなと思っていたら
貧困対策、環境問題、国際協力などいわゆるSDGsについて深く地球規模で考えていく内容でした。
自分の行き先も地球規模で考える
留学した彼女の話をきくうちに、落合陽一さんの『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』を思い出しました。
技術革新のペースが速い現代だと何を指標に、何を目標にして行動すればいいかわからない。そんな人の地図となり、行き先を考えるための一助になる本です。
中田あっちゃんもYoutubeで取り上げていましたね。
SDGsの達成状況をみると日本は15位と、頑張ってるように見えます。
それでも、「SDGsに関して日本人はまるで他人事だ。これは地球規模の話であり、わたしたち個人の話だ。」と彼女は主張します。
日本人が不得意とする貧困の話をはじめに、開発学の6つテーマについてさらに話をしてくれることになりました。
今後、そのテーマについて深く考えてみたいと思います。
それではまた、素敵な一日をお過ごしください。
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