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ブラックな会社のお話 その6

まったりnoteのお時間ですよー🔔(リンゴンリンゴーン
 

ブラック話の最終話。
いーってみましょ!(パクリ

  
 
  
 

さて。
はじめに採用された支店でブラックアンケート部隊を
率いて一定の成果を挙げた自分は、別の支店に異動を命じられました。
 

そこも既にアンケート部隊は作っていたのですが、なかなか思うような成果が挙がっていなかったので、テコ入れの為の異動ですね。
 

さらに、テコ入れと同時に1駅で行っていたアンケート範囲を3駅に拡げて生贄、、、

もとい髪の毛で悩んでおられる方をもっとお救い致しましょうと言う善意あふれる方針を打ち出しました。
 

ちょっと1つ成功したからと言って、手を無駄に拡げるのは何処ぞのベンチャー企業のようですね。
 

あ。この会社もある意味ベンチャーでした。
 
 
 

自分はその拡げた駅の責任者に抜擢されまして、新たな土地で新たなアルバイトさん達と仕事に励んでいたのですが
 

ある時、とあるアルバイトさんが不安げな表情で話しかけてきました。 
 

『あの、、、あちらの方がここの責任者と話したいんだけどって言ってきてるんですけど、、、』
 

んー?と、そちらの方を見ると、自分より少し年上の男の人が1人。
 

再びまったりチェック(〈●〉〈●〉)
 
 
 
 

夏のクソ暑い時期なのにダークスーツ、、、キラキラの時計、、、アンケートに絡んでくる、、、そして何よりあの目、、、
 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ。本職さんですね

 
 

自分、冷や汗。 
 

けど、不安そうなアルバイトさんを前に取り乱すわけにもいかず、その方の元に行きます。
 

8さん『ん?君がここの責任者?違うよね?』
表情はにこやかです。だから怖い
 

自分『上司は他に居ますけど、ここには来てないですね』
  

そう答えると、肩を組みながら耳元で。

8さん『あっそ。じゃあ伝えといて。ここら辺は昔からうちがやらしてもらってるからさ。荒らされちゃ困るわけよ。ね?物事には順序ってある。わかるよね?君、頭良さそうだからさ。駅前じゃ無かったらいいからさ。ね?よろしくね』

最後までにこやかにそう仰られて、本職さんは去って行きました。 
 
 
 

ぴえん🥺

 


取り敢えず自分はアルバイトさんを駅前から下げて、他の場所を回るように指示して、上司に即効電話です。 
 

自分『かくかくしかじか
 

上司『あー。すみません。そこの土地は手が回せないので、言われた通りにしてトラブル避けて下さい』
 
 
   
 
 
 
 
 
 

先に言え。

そして。

手が回せないって何がだ(すっとぼけ)


 
 
  

そんなトラブルがありながらも、アルバイトさんのおかげで一定の成果を挙げていたのですが、さすがに若い頃のパッパラパーの自分でも思い始めました。
 
 

わし。こんな仕事続けていていいのかしらん。

 

そんな事を思いながら、流されるままに仕事を続けていた時に1つ事件が起きます。
   
 
 
 

いつものようにアルバイトさん達と仕事をしていた時に、事務所から一本の電話が入ります。 
 

上司『すぐに仕事をストップして、アルバイトさん連れて事務所に戻って来て』
 

何かあったんだろうけど何だー?と思いながら、事務所に戻るとアルバイトさん達と会議室に集められました。
 

そして、そこに入ってくる部長職の方とある社員さん。
 

そして開口一番

部長『今日、こいつは仕事中にサボってパチンコをしていた!
アルバイトさんが足を棒にしながらも働いているのに、サボってパチンコをするなぞとんでもない話!
本当に皆んなには申し訳ない!謝れ!おまえは謝れ!』
 

その社員さん土下座
 

自分引き気味。
 

そして、その場で終わるかと思いきや、先に帰るアルバイトさんを見送るエレベーター前でも
 

部長命令で社員さんは号泣土下座。
 

自分ドン引き。
 
 

いや。サボった社員さんはそりゃ悪いですよ。

けど、そこまでさせて何が生まれるん?

アルバイトさんも土下座してもらって、喜ぶ人なんか居ないでしょ、、、 

居たらそいつぁなかなかのモンだ

  
 

そして、その社員さんは翌日以降見事に来なくなりました。
 
 

当たり前


 

そんな事がありまして、ドン引きした自分は元々今後を悩んでいた事もあり、退職願を提出して辞めさせて頂く事にしました。
 

この会社の在籍年数は実は1年経っていません。
 
あっという間に過ぎていく台風のような月日で、内容だけは濃かったですね。
 
そして、今後に残った事と言えば、女性不信が芽生えた事くらいでしょうか(色々あって赤保留) 
 
あと、本職の方が一目で解るようになりました(〈●〉〈●〉) 
  
 
  
 
 
 

ちなみに、ですが。後日談として。
 

辞めた後、自分は2回この会社の名前を見ました。
 
 

1回目は高価な器具を買われた方々から訴えを起こされている事が新聞に載った時。
 

2回目はふとした時にネットで調べたら、破産手続をしてた事が解った時。
 

最終的にお客様からアベンジャーされた訳ですね。
ベンチャー企業だけに(΄◉◞౪◟◉`)
 
 
お後がよろしくない(΄◉◞౪◟◉`)
 

 
 
 

はい。 

以上で6回に渡り続いてまいりましたブラック会社のお話終演でございます。
 

まだ他にもあるはあるのですが、いくら昔の話でも書けない事ってありますからね。お察し下さい
 

第1回から見て頂いた方、ありがとうございました。
 

それでは、、、また、ね。
 

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自分が所属しておりますオンラインサロンのメンバーが書いているnoteのまとめを有志の方が作って下さいました。
色々な方が書いておりますので是非合わせてよしなにm(_ _)m

 

http://asobinin.antenam.jp
 

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