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日記

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2021年7月の記事一覧

2021/07/30(ガープ-p.107)

 証明写真を撮ってきた。外は雨が降っている、昨日のうちに洗濯しておいたスーツはちゃんと乾いていた、湿気も多いし、昨日の夜からちょっと雨がパラついたりもしていたからもしかしたら乾かないで生乾きで行かなきゃいけないかもしれないと思っていたけど大丈夫だった、10時に予約していたのに家を出たのは10時だった、9時58分の時点でまだ靴下を履いていなくてそのときに、
「遅刻確定」
 と思った。
 そういえば去

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2021/07/29(ガープ-p.107)

    五五
 牛飼は、身体が大きく髪はぼさぼさ、赤ら顔で機転がききそうな者。
(池澤夏樹=個人編集『日本文学全集 07』酒井順子訳「枕草子」河出書房新社、p.69)

 たまたまパッと開いて読んで、俺の人生の指針はこれにしようかな、と気まぐれに思い、そういえば俺は丑年だった、ちょうどいいじゃん、とワクワクしていたら、あれ?俺今24歳だよね?あれ?今年何年?と調べたら、丑年だった。暦が1周まわった

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2021/07/28(ガープ-p.107)

 Twitterで、
「文章を読んで面白い!と思う人は、書くのが好きで書いてる人よりも、仕事だから仕方なく書いてる、とか、面倒くさいと思いながら書いてる人の文章だ」
 というツイートを見かけて、自分はどっちなんだろうと思った。
 書くのは好きだし、好きだから書いてるんだけど、じゃあ毎日「楽しい」って気持ちがあるか?と考えれば面倒くさい日もあるし、もちろん楽しい日もある。
「ぼくは、どっちに分類され

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2021/07/27(ガープ-p.107)

 ここずっと朝と夕方の車を運転するときはキリンジ「メスとコスメ」を聴いている。

 イントロが好きで、こういうときに音楽に詳しかったり、絶対音感があったりしたら、「なんとかマイナーの7thのところ」みたいなことを言えるんだけど全くわからないので、ない語彙を結集させて言うと、シンセサイザー(コレもほんとにシンセサイザーなのか分かんない。でも生の楽器の音じゃないから電子楽器)がメロディーを弾いたあとの

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2021/07/26(ガープ-p.107)

私が左から入るのは、その方が買い物がしやすいからで、左から右への場合、物色する品目の流れはおおまかに言って、パン、乳製品、酒、肉、調味料類、魚、そして最後に青
果、という流れで、右から左の場合はこれが逆になる。多くのスーパーではふつう最初に野菜売り場があることが多く、となれば左派は邪道なのかもしれないが、野菜を最初にカゴに入れるとあとで牛乳とか酒とか重たいものを入れるとき野菜がつぶれないように積み

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2021/07/25(ガープ-p.107)

「とうとうアメ車は買えなかったな」
 うしろから俺の好きな車が来た! と父が言った。そのあとすぐに瑠璃色のマツダCX-5が通って、
「これ?」
 と母が言い、
「なわけねぇだろ」
 と父が言った。その背後から黒い、ぺったんこな車がやって来て、
「うぉ、いい音だなあ!」
 と、高速道路走行中なので全開にはしなかったが窓をあけてエンジン音を聴いていて、父はいつも好きな車とかバイクがやってくると窓を開け

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2021/07/24(ガープ-p.107)

 昨日映画を見て帰ってきたら21時半すぎだった。父はいつも晩ご飯を食べながら晩酌して、氷を入れなければ500ccのコーラがギリギリ全部入りそうなロングクラスに2杯目の缶チューハイとか芋焼酎のソーダ割とか、昨日はレモンサワーを飲んでたみたいなんだけど、全部飲み切れなくて、昨日は半分ぐらい残ったところで力尽きてイスの上で寝てた。

 父は親の介護の真っ最中で、祖父は入院していて家にいるのは祖母だが、祖

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2021/07/23(ガープ-p.107)

『スーパーヒーロー戦記』を観てきた。たまたまなんだけど時間的に午後の、いちばん子供が多そうな時間になった。ヒーローものの主人公は子供たちだからもっと「がんばれー!」とかお父さんお母さんに話しかけたり、ワーキャーいいながら観てもいいんだけど、みんな静かに観ていた。Gロッソは応援しても大丈夫な雰囲気だけど、映画館だからなかなかそうもいかなかったのかもしれない。コロナのせいじゃない。コロナなんか関係なく

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2021/07/22(ガープ-p.107)

 ポメラでひさしぶりに誰にも見せるあてもない日記を書いた、罵詈雑言というか、よりコアなことだからここには載せないものなんだけど、ほんとはもっと罵詈雑言書きたいのに案外罵詈雑言って書けない。がんばってる人の努力が報われないのはおかしいし、そういう犠牲を食い物にしてる連中は大嫌いだ、みたいな話を書いてて固有名詞もバンバン出てるし感情の吐露なので公には出せないけど、この日記とはいい距離感が掴めつつあるよ

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2021/07/21(ガープ-p.107)

 なんにも書くことがない、ほんとにない、べつに書きたいと思わない、でも書かないと喉に小骨が引っかかってるみたいで具合が悪い、でも書くことはない、昨日「普通に生活してるだけでインプットはある」ってうんこをしながら考えていた、朝ごはんは家で食べる、昼ごはんを買うのに毎朝コンビニに寄ってまずタバコを1本吸うのが日課なんだけど、タバコを吸うとなんでか知らないけどお腹がゴロゴロ催してくる、便秘ぎみな人はタバ

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2021/07/20(ガープ-p.107)

 いまだに、本は早く読み終わらないといけない、読み終わらないと気持ちが悪いって気持ちが抜けなくて、なんでこんなに「読了」にこだわっているのか。誰かに教えられたわけでもないのに、出所不明の固定観念が脅迫してきて、トラウマってこういう感じなんだろうな。僕は「症状」として現れちゃうほどの激しいトラウマはないけど、本は読み始めたら読み終わらないといけないっていうのもある意味、軽度なトラウマみたいなもんなん

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2021/07/18(ガープ-p.107)

 先週まではたくさん書いていたんだけど、この3日間は書くのが面倒くさくって、自分に課している量しか書かなかった。

 私は射撃大会に出場した。私だけが零点に近い点をとった。私はねらいもせずにぶっ放したのだ。(小島信夫「小銃」『アメリカン・スクール』新潮文庫、p.138)

 はじめて「小銃」を読んだときは何がおもしろいのか、保坂和志は絶賛していたので読んだんだけど、何がおもしろいのかまったく分から

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2021/07/17(ガープ-p.107)

 プロ野球の前半戦が今日終わった。選手のみなさんお疲れさまでした。ちゃんとしたスケジュールでペナントレースを追うのは今年が初めてで、でもオリンピックがあるから例年とは違うのかもしれないけれど、去年は開幕が遅れたり、オールスターもなかったので、だからといって何ということもないんだけど、前半戦と後半戦に分かれているらしく、今日前半戦が終わった。明日から約1ヶ月間野球のない生活になる。オリンピックは1回

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