私がファッションを好きになった理由。

Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/Sが開幕するにあたり、ファッション業界全体的に、強いてはファッションの力で日本を元気にする施策を提供するための #ファッションが好き プロジェクトの審査員として参加します。

15歳の頃より、ファッション雑誌のモデルをしていた私。当然 #ファッションが好き という意思の元、モデルをやっていたと思われるかもしれませんが、当時の私はと言いますと #ファッションが好き というよりも、モデルとして表現することが好き。という気持ちの方が強く仕事にはげんでいました。

それから28年間。
ファッションのお仕事を現在に至るまで、モデル・ファッションブロガー・インフルエンサー・プランナーなどと形を変えながらも続けさせて頂いているのですが、なぜそんな長期に渡り続けてこれた #ファッションが好き になったきっかけのお話をしたいなと思います。

19歳の頃に大きな転機が訪れました。
今では大きく様変わりしてしまいましたがカルチャーの街・下北沢に住む、4つ年上の彼氏ができました。彼はとても映画が好きな人で当時下北沢にあったレンタルビデオショップで何本もVHSを積んで借りてくる、棚の端から端まで見てしまうようなシネフィルでした。うちの父も小さなの頃から映画を見せてくれていたので、映画を見ることは好き。ありとあらゆるジャンルの映画を彼と一緒に見るという貴重な時間を過ごすことで様々なジャンルの映画を叩き込まれました。

新作映画もハリウッド大作も見ていましたが、私が大好きになった映画はというと「古い日本映画」と「古いフランス映画」。1960年代〜70年代の映画が特に大好きでかなりたくさんの映画を見ていました。2000年代は、映画館での古い映画のレイトショーブームもあったりしたので映画館で映画を見る機会も多く、グッズ販売されていたポスター、写真集やパンフレットを購入していました。特に好きだったのは、ファッションが可愛い女優さんがでてくる映画。物によっては、内容は正直「？？？」とハチャメチャなものもあるのですが、でている女の子のファッションとヘアメイクが可愛ければOK！

※私のDVDコレクションの一部を抜粋。

ファッションには、あまり興味がなかった私が映画をきっかけにファッションに目覚めるのでありました。

そこからは「この映画のヒロインと同じようなスタイルがしたい。」と洋服を選ぶようになって、自分のファッション好きのベースが作られていきます。元々、小さなタンス1つと、小さなクローゼット1つしか持っていなかった私。25歳を超える頃には、1つの部屋が全部クローゼットルームになってしまう程のファッション好きに。ドレス、ワンピース、デニム、シャツ、大量の靴にバッグにコート。ブランドは特に関係なく、新品も古着もとにかくかき集めました。トレンチコートとかごバッグに至ってはいくつあるかわからないほど持っていたこともありました。

今でも映画から受けた影響は多く、「(500)日のサマー」というヒロインがブルーを基調にしたファッションをたくさん着ている映画にハマったときは、クローゼットの一部が全部ブルーに染まるくらいに。

いろいろな映画のヒロインに影響を受けてきましたが、その中でもわかりやすくまとめてコラージュを作っていたものがあるのでいくつかご紹介させてください。

※当時、映画「(500)日のサマー」のヒロイン、サマーから影響をうけて集めたサマー風ファッションたちのコラージュ。

※当時、映画「ルビー・スパークス」のヒロイン、ルビーから影響をうけて集めたルビー風ファッションたちのコラージュ。

※当時、映画「ムーンライズ・キングダム」のヒロイン、スージーから影響をうけて集めたスージー風ファッションたちのコラージュ。

※当時、映画「マリー・アントワネット」のヒロイン、マリーから影響をうけて集めたマリー風ファッションたちのコラージュ。

※当時、映画「あの頃ペニー・レインと」のヒロイン、ペニーから影響をうけて集めたペニー風ファッションたちのコラージュ。

私は、映画に影響を受けて #ファッションが好き になりましたが、きっと人の数だけ、「ファッションを好きになった」エピソードがあると思います。自分ってなんでファッションが好きだったっけ？と、改めて振り返ってみると楽しい時間でした。是非、#ファッションが好き プロジェクトに参加して、あなたが #ファッションが好き な理由をおしえてくださいね。

https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/snscp_2022

#ファッションが好き #RakutenFWT  #sponsored