久しぶりに再読

してます。

※内容バレ含みます

読み直していくと、だいぶ五部について忘れてるな〜と思いました。あんなに観てて好きだったのに。二年前か？
でも、やっぱり好きだ。
ジョルノ、もうすっかりボスが板についてますね。ジョルノ様だ、こりゃ。
シーラEといい、ムーロロといい、勿論フーゴも、みんな心酔しちゃってるやないかない、という笑

ジョルノって最初は護衛チームメンバーに「なんだこのふざけた新人は？」とか思われてたけど、すごい成長ぶりだなぁ。でも、ジョジョは主人公が高潔な気がするから順当と言えば順当かな？ジョジョの主人公たちって、自身の信念が強い気がします。主人公が精神的に弱いのって、ジョニィしか思いつかないや(彼は成長するのがまた良いですけどね！何故か最終的にみんな好きになる七部のキーポイントなのかな？)

ジョジョラーさんはご存知かもですが、荒木先生は強すぎるキャラを途中退場させたりしますよね。例えばアブドゥルとか。フーゴもそういう感じだったらしく、本当はチョコラータ達の場面で、護衛チームへの刺客となる筈だったんですが、荒木先生がフーゴが好きだったから変更になった…らしい。確か。

まったくオタクはどうしてこういう知識が備わっていくんですかね。気づいたら情報収集するし何回かに渡って再熱するたびに知識を増やしていくのかなあ…面白ろ。

閑話休題。
正直、わたし恥パ期待してなかったんです。最初は。こういう少年漫画の小説版って、個人的にあまり面白いと思ったことがなくて…内容が薄いというか…まあサイドストーリーが濃かったり、スポ根だと日常編が見れるからとかの良さもありますけどね！なんかすみません💧
でも、今作はとっても面白かった！！
ので、今ではジョジョラー友達にはみんなにオススメしてます笑
やっぱりジョジョはクオリティが高いなぁ。ファンも、なにより制作陣の熱意が凄い！(他のを批判してるわけではないです。一応)
なんかこの作者さん、有名な方らしいですね。ブギーポップだっけ？アニメでチラッと観たときはそんなに面白みを感じなかった気がするけど…読んでみようかな…

イタリアの地名やその説明がふんだんなのも嬉しい。調べちゃうし行ってみたくなる笑
あとなによりイタリアを知らない読み手に対してイメージをしやすくすてくれてるんだろうなと思いました。調べたのかな。それとも取材にわざわざ行ったのかな？そうなると事前投資だよな…小説家さんって売れなきゃ元もこうもないだろうから、それでも行ってたんならやっぱりすごいなぁ。まあこれは全て憶測ですが笑

あと五部の内容の引用があるのも思い出させてくれて助かります。
アニメ化の前の作品だから、フーゴが教授を滅多打ちにした理由が違ってるけどこっちの方がストーリー的には面白いな。
ところどころ他のキャラ達を絡めてくれるのも嬉しい。ブチャラティがパッショーネが麻薬の流通をしてるのを知って落ち込むシーンや、シーラEの敵がイルーゾォだとか、もし護衛チームが落ちぶれていなかったらとか(これはスタンド攻撃による、フーゴの見た夢ですが)。

ブチャラティのシーンは、フーゴが「彼はこのとき深く絶望したが、それでも彼は這い上がれるだろう」って思って、実際にブチャラティはのし上がっていったところにフーゴのブチャラティへの信頼が見れたし、
シーラEの仇がイルーゾォなのはフーゴと絡めたかったからだろうし、
フーゴ'sドリーム(笑)も「なんだこの仲良しクラブは」(にっこり)となりましたね。

個人的にわたしはリゾットが好きなので、「"群体"のスタンドの持ち主の精神には、どこか欠落がある」(ハーヴェストやザ・カンパニーなど)という新？情報にもワクテカしてましたけどね！笑
というかムーロロがジョルノ様に言われたお言葉から伺えるルノ様の分析力が凄いですねぇ。
シーラEがフーゴに言った「ジョルノは器が大き過ぎて、彼に対峙した人間は彼に自分を投影して見る」というのも面白かったです。これって現実世界の対人関係でも同じことが言えそう、というか言える気がします。

話変わりますが、恥パは各章のタイトルがカッコよくないですか？！
でも詩的過ぎる(気がする)ので、まだわたしは各章のタイトルと内容のつながりが理解できてませんがσ(^_^;)
考えるの楽しみだ！！

そうだ、登場してくるキャラの話をしよう。
アンジェリカ・アッタナシオ。
名前から好きでした。あと、彼女がきっかけで「しゃれこうべのうた」が好きになりました(これが言いたくて彼女を一番最初に書いた笑)。

イタリア民謡版聴いてます。まだ歌詞の意味は分かってないので調べるのも楽しみです(洋楽ってまず耳慣れ→歌詞→和訳というプロセスを経て語学勉強したいと思ってるので)

マッシモ・ヴォルペ。
なんとなくアナスイに似てません？笑

とまあ、とりあえず今回はここまで。次はヴォルペさんの続きから〜

今回、なんかコカキさんの妹さんが亡くなった回想シーンで泣いちゃいました。疲れてる…
多分この後アンジェリカさんのとこでも泣くと思います。
では続きはまた。
(23.3.19)