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拷問刑罰史とかいう衝撃作

こんにちは。
クリスマスが楽しみで仕方ない勝ち組のリア充こと松岡です。


さて、先週の水曜日に大学のある助教から1冊の本を貸していただきました。

【拷問刑罰史】

という本です。

簡単に言うと、拷問や刑罰の歴史が描かれている本です。


早速読んでみたのですが、生々しい拷問の数々がイラスト付きで生々しく描かれています。

正直、気持ち悪くなるほどです。笑


今回、拷問刑罰史の読書感想文を簡単に書いたのでお手隙の際に読んでいただければ幸いです。

(1分で読めます。笑)


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拷問刑罰史感想


2019年12月16日   松岡遼太

 現代社会では、身体的に苦痛を与える罰というものはほとんど見受けられず、死刑制度すら廃止されるのではないかと議論されている。そんな今を生きる我々に拷問などイメージできるはずがなく、イメージするのはせいぜいバケツを両手で持たされて廊下で立つ漫画の世界だろうか。本書を読み進めると、よくここまで多くの拷問や刑罰があるなと逆に感心してしまった。
 数多ある拷問を一つずつイラストを交えて解説するその構成には驚かされた(学食や電車の中で本書を開くのを何度か躊躇ったw)また、「拷問は殺すことが目的ではないので、失神すれば蘇生させて拷問を繰り返した(p23)」という事実は、執行人の執着に驚いたと同時に拷問される罪人の罪の重さが間接的に伝わった。
 刑罰も同様に、例えば、縛り上げた囚人を串刺しにする「磔」なんて、自分の辞書にある言葉では表せないくらいグロテスクなものである。また、刑罰の一つとして「引廻し」というものがあり、群衆が沿道にあふれて見物したと記述されている。私だったらそんな犯罪者を見に、わざわざ店を閉め沿道に繰り出すことはないだろう。たしかに若き学生の頃、先生に怒られている友人を皆でコソコソ嘲笑う面白さはあったが、それと酷似しているのか。
 本書を読了すると、「人間が集団をつくって生活する以上、犯罪を完全に追放することが全く不可能である(p9)」という文言が全てだなと感じた。身体的に痛みつける拷問や刑罰が時代と共に姿を消し、罪人であれど個人として尊重される世界。今の我々には防犯や、より良い社会の形成へ何が考えられるのか。

①人が弱い生き物だと認識した上での環境作りだろうか。
例)万引きが起こらないよう、オンラインショッピングが全国普及した挙句生まれる、店が並ばない物寂しい街?
②罪を犯した場合に起こる地獄作りだろうか。
例)ネット上で恥辱を与える処刑チャンネルを警視庁が公式YouTubeで毎日UPする?

まともではない。そもそも正解のない、そして実現不可能である事を考えたところでバカバカしいのだ。
我々にできることは、悪事を働けばそれ相応に罰せられることを認識し、今日もまた道徳的行いに沿って善男善女で生きることか。なぜなら「鞭打ち」からの「石抱き責め」、「海老責め」、「釣るし責め」なんて嫌でも味わいたくないのだから。


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読書感想文なんて中学か高校ぶりです。てか、非公式の自己満でただ書いてみただけなので読書感想文なんて呼べるのか。笑

まぁ拷問や刑罰の歴史が少しでも学べたので先生には感謝してます。
ちなみに、先生から本を借りたのは2回目なのですが、、1回目は
「ヤクザの文化人類学」というこれまたクセのある専門書でして、笑


こちらも面白かったので是非読んでみてください笑笑


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