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この時期体調崩して当たり前みたいな状況だから、どうか自分を責めないであげてね。

昨日お体ケアの仕事でお伺いした8割9割の方の体調が悪くて、みんないつもより体が強ばってて硬いし、この数日で軽いギックリのようになった人が珍しく二人も連発しました。

でもこれ、今の日本なら当たり前の反応だと思うのです。
私自身も昨日お昼前から、珍しく右腰が痛くなって自分に電気をかけて治療しました。

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梅雨でまとわりつくような湿度と、これだけお天気が悪いのが続いたら、気象病の症状が起こって当たり前なぐらいなんです。

気象病というのは、主に気圧の変化が体に起こさせるつらい症状のことを言います。

ちょっと専門的な話をすると、耳の奥にある内耳が感知した気圧の変化の情報を脳に伝達し、それを感知した脳は気圧の変化に体を順応させようと、体の各場所に調整の司令を出します。

この内耳が気圧の変化に敏感な人だと、わずかな変化でも脳に過剰な情報が伝わってしまいます。

メンタル良くない人やHSPだと変化に微細に反応してしまうので、特に注意が必要です。

色々症状が出るけど、低気圧が体の水分膨張に影響を及ぼして起こると考えたらイメージつきやすいかな。

頭痛・めまい・ぜんそく・関節痛・神経痛など、様々な体調不良を引き起こします。

そして何より体の水分の代表、血液にも影響するため、脳の血流に変化が起きて精神的な影響も受けます。

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それに加え東京都では新型肺炎の新規感染者がここ数日100人を下らないし、日本全国でも再拡大の気配を感じて脅威に感じるはず。

更に豪雨で多くの被害が出ているニュースを見てしまえば、その情報に影響されて精神的にも緊張してしまって、体もこわばるのは人間として当たり前の反応だと思うのです。

ただでさえ低気圧でスッキリしない頭なのに、暗いニュースばかりで余計しんどくなります。

こんな時は深呼吸タッピングがオススメです。

呼吸は自律神経で無意識に調整されているけど、意識でもコントロールできる珍しい体の動き。
意識から自律神経に働きかけられる数少ないものです。

タッピングはトントンと体を一定のリズムで優しく叩きます。
リズム感のある動きがセロトニンやオキシトシンを分泌させて、精神的に落ち着かせる働きをします。

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こんなつらくなって当たり前みたいなお天気と世情なので、回す頭も回らないし、上手くいかないこともごもっとも。

何か失敗しても全部状況のせいにしちゃって、水害の危険なければできる限り引きこもり生活して情報遮断して、大人しく過ごすのが吉じゃないかな。

被災された地域の方々には心よりお悔やみ申し上げます。

皆様もどうぞご自愛くださいね。
私もゆるゆる低空飛行で乗り越えたいと思います。

生きづらさ応援の活動をしています。