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松尾貴史
2021年1月13日 16:55
その昔は、高圧的な医者がいて、「どうした」「風邪なんですが」「余計なことは言わなくていい、風邪かどうかは私が決める!」などということがあった。今はそれほどのことはない。権威を振りかざす人は稀にいるが、30年ほど前からだろうか、アカウンタビリティ、インフォームドコンセント、セカンドオピニオンなどという言葉が一般化してからは、きめ細かく説明をしてくれる医師や看護師がほとんどになった気がする。
2021年1月3日 14:42
座右の銘は何ですか。これは、どんな職業の人でも、一度は聞かれたことがある質問ではないだろうか。大人なら、座右の銘ぐらいは持っていて当然、と思っている人も多いだろう。就職試験の面接でも、当たり前のように聞かれるのが志望動機と座右の銘だろう。多くの人は、「有言実行」「一期一会」「臥薪嘗胆」「生きるとは、呼吸する事ではなく行動する事だ」「初心忘るるべからず」「石の上にも三年」「失敗は成功の元」「なせ
2020年12月29日 15:40
最近、noteを始めました。「これこれこういう事を書いてほしい」「これについて書きなさい」と、要望に従って書くことがほとんどでした。「これを書こう」と、自発的に書くことも、SNSではありましたが、まとめて残す場所を漠然と探していたのだろうと思います。私のする事なので、ジャンルや内容に「一筋感」はありませんが、ひっくるめて自分なのだろうなあと思います。コロナ禍で途絶えているワークシ
2020年12月21日 18:19
世の中に数多ある「カルタ」に、拙作のオカルトを題材にした「恐禍縷譚」をこっそりと書きとめます。いろは四十七文字から始まる三十一文字で、オカルトや超常現象について詠みました。それぞれ後半には、それぞれの解説を記しています(そちらの方がよほど長いのですが)。いつか、実際にカードで遊べるようにしたいものです。【い】●ESPカードで実験膨大なデータ怪しく奇妙な論理【ろ】●ロズウェルで回収され
2020年11月21日 11:48
日本の神道、神社における「おおもと」ともいうべき、伊勢神宮。内宮には天照大神、外宮には豊受大神を祀るこの巨大な神社は、大昔から日本の精神的支柱として機能してきた、「歴史ある」と言う言葉すら軽く感じてしまうような場所である。個人的には、1971年だか72年だかに小学校の修学旅行で訪れてから、2度目は2016年に中日新聞の取材でやって来て、そして今回が3度目となる「お伊勢さん」への参詣だった。4年前の
2020年12月8日 14:29
群馬県で育った人は皆、小学校の頃に「上毛かるた」を覚えたり、遊んだりして、郷土愛を育んだようです。東京の世田谷区にも名所はたくさんあるので、「世田谷かるたなるものを考えてみました。ご笑覧ください。【い】磯野家が総出で迎える桜新町(近年、波平の頭頂部に一本だけ離れて残っている髪の毛が何者かによって抜かれてしまった事件が発生。いたずらに憤る人よりも、「あの硬いワイヤーをよく抜いたな」と関係者が
2020年12月10日 19:51
金田一さん、辞典です。アンブロウ・ビアスの「悪魔の辞典」に倣い、松尾版を書いてみました。まずは、『あ行』『か行』編です。あ行[あ]の部あーと【 アート】電話帳で、同業他社よりも名前が前に掲載されるようにしたい時に付けられる用語。電話帳を使う人の数は激減し、今ではあまり意味がない。あい【愛】建設的なマゾヒズム。恋の反対語。あいじん【愛人】アイスランド人。アイルランド人。愛