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他人が「つまらない」。じゃあ自分は?

「この人の話、つまらないな〜」と思ったことって
たぶん多くの人があると思う。

私はラジオが好きだ。
Spotifyで毎週月曜に更新される「83 Lightning Catapult」(パーソナリティーは三四郎:相田氏&アルピー:酒井氏)では、そんな人に対して悩んでいるリスナーからのメールが届いた。


どうやら、良い感じの関係になっている相手の話が
「絶望的につまらない」のだそうだ。
自身については、お笑い好きで、芸人さんのライブにも行くタイプだと説明していた。
相手はとても誠実で良い人だけど…つまらない。どうしよう?
と悩んでいる。

パーソナリティーの二人は
「絶望的につまらないってことは、もはや“おもしろい”んじゃないの?」
「その人をおもしろいと思えないあなたはどうなんだ?」
「そういう人を面白いと思える人になってほしい」
「自分のことを“お笑い好き”と評価していることもどうなんだ?」
「つまんない奴はどっちだ?って話よ!」
などと、とにかく鋭い言葉を放っていた。

実際にこの回を聞いてもらえれば分かるが、2人はこのリスナーを煽っているわけでもなく、馬鹿にしたようなノリでもない。

聞いていて、的を得ているなぁと納得した。
そして、端的なその言葉選びに一種の爽快感さえおぼえた。

と同時に、どこか自分の行動に蓋をしている感覚もあった。
「私もこの人みたいに、自分を棚に上げていることあったわ…」という気づきを見て見ぬふりする感じ。ちょっと胸が痛い感覚を直視しない感じ。

普段私もこの人みたいな考えをすることがあるな。
鏡だよな。自分をとりまく人って。

この回のラジオを聞くと、そう思い起こされる。
他人に不満を抱く前に、自分にできること、あるでしょ!と。

そういう気持ちを忘れないように、たびたび聞き返している。
もちろん、聞くたびに胸が痛くなるけれど。


今回話していたエピソード、「83 Lightning Catapult」#1 はじめまして
のURLはこちらです

https://open.spotify.com/episode/2P6YosV14AkYAVRs5nlAUN?si=hB4NuJmBQ4-hdHkRHHtpng


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