ラテンの血の根源=カールスモーキー石井との因縁

わたしにラテンの血が流れているのに気付いたのは
一体いつなんだろう。

あれはそうわたしが小学6年生の時、米米CLUBのア・ブラ・カダ・ブラを8cm CDを入手し、コンポに入れスイッチを押し、大音量のボリュームで流し歌い踊り狂っていた。

歌い踊り狂ったのはそれが初めてのことだった。

そのときの自分を俯瞰でいま思い返し見てみたら
無意識にトランス状態だったのかなと思う。

そのとき部屋のドアが開いた、、

そこに居たのは同じクラスメイトのたっくんだった。

玄関の鍵がたまたま開けぱなしだったのだろう

多分、たっくんはインターホンも押したであろう

わたしは気づかなかった(だろーな)

部屋のドアが開いた瞬間、たっくんと思い切り
目が合った。

顔を見上げるといつの間にかそこにはたっくんがいた。
たっくんが目の前に立ちはだかっていた。

見られた、、、、

大音量で米米CLUBのア・ブラ・カダ・ブラを
歌い狂って踊り狂っているところを。。。

見られてしまった、、、、

最初に言ったがもう一回言っておきたい。

そんな歌い踊り狂ったのはそれが初めてのことだったのに、、、いやーーーーーーーーーー!

たっくんは目元と口元をニャッとしながら何も言わず、無言で部屋と玄関のドアを閉め、立ち去った。

顔から火が出るほどに恥ずかしかった
(実際アブラカタブラな火が全身から出ていたと思う)
もう生きていけないと思った
本当に死ぬほど恥ずかしかった
もうわたしは終わったんだ
この世の終わりだとすら思った

その後、学校へ行ってもその話は私にして来なかったがしばらくはわたしの顔を見るたびにニヤニヤしていた。

わたしはそんなキャラではなかった。

大人しくてわたしが唯一心を開いたのは美保ちゃんと大矢さんぐらいで、身長が高くてサバサバしてて大人ぽい寺内さんは怖いな、すごく近寄りがたいなと思っていたし、美保ちゃんとはずっと親友だったけど、その寺内さんとも仲も良かったから美保ちゃんが寺内さんが一緒にいる時期は美保ちゃんを無意識に避けていた。

なので小学6年生くらいのときは大矢さん以外の人とは必要最低限の会話だけで自分から話すことはあまりなかった。大町くんとはたまにバカなことをしてたかな。

わたしは人見知りで暗い人だった。

人は複雑で色んな面があるので断定はしないがそういう一面が子どものときは色濃く大きかったように思う。

ただ気を許した人の前では別人のように明るかった。

なので学校発表会のときに一人コントや大町くんと
漫才をしたときはめちゃくちゃにすべった。
いや漫才はウケていたと思う、一人コントがすべった。

そういうキャラじゃない私にみんながびっくりして
ネタどころじゃないような目で見ていると感じた。

いやただ単に面白くなかったのかもしれない。
みんなが笑ってくれる想像しか出来てなかった。

そこでわたしは初めて挫折というものを味わったのかもしれない。

水道の蛇口の物真似とかしてウケると
思ったんだけどなーー

それはそうとしてたっくんにもし、いま会うことが
あれば聞きたい(覚えていてくれていたらだけど)

あのとき、どういう気持ち想い感情だったのかどういう心境でニヤッとしながらドアを閉めたのか。

ものすごく聞きたい。

どんな答えでも一言でもいいから聞きたい知りたい
歌いたい!夜もヒッパレ!いやーーーーーーーーー!
やっぱり思い出させないでくれ!!たっくん封印!!!
ア・ブラ・カダ・ブラ〜〜〜!言うてる場合か!!

安室ちゃんなにしてるんだろう。
元気かな?安室ちゃんのLIVE DVDを最近、観てる。
観てたら心が何だか綺麗になっていくのを感じる。

余談だらけですがまた余談です。

スラムダンクの桜木花道に憧れバスケをし初めてから、色んな人の前で明るい自分が少しつづ出るようになった。

大人になり同窓会をしたときに土井先生と再会をした際、性格が暗くて誰ともあまり喋らないからとても心配してたけどバスケを始めてから周りと喋るようになり、明るくなったから安心したということをそこで初めて聞き知った。

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