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ワーケーション、どのモデルで仕事する? -ワーケーションでの仕事を分類してみる-

休暇中に仕事をさせるのか!という声も多いかと思います。

ワーケーションは万能薬ではなく、ワーケーションを取り入れたらすべての人がハッピーということではありません。ではどのような仕事なら可能なのか、ありうるのか、について考えてみたいと思います。

オフィスと「つながっていない=隔離」からこそ、と「つながっている=接続」からこそ、という軸で考えてみましょう。

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隔離した仕事と過ごし方

隔離することで(対面で)つながる、というのがポイントでしょうか。オフィスにいるとなかなか集中できなかったり、メンバー間で時間を合わせることができなかったりします。このように「隔離と集中」が望ましいものがあると思います。昔から文豪や画家がこもって仕事をするように1人で集中的に資料をつくる、また合宿的にチームで集中的に開発や研修などがそれにあたるかな、と。

接続した仕事と過ごし方

オフィスとつながってさえいればOKなものもあると思います。ミーティングやメール対応、事務処理などオンライン・コミュニケーションで代替できるものなどはそれにあたるでしょう。オフィスでなくともつながっていればOKなので、それ以外は自分の好きな場所で、好きなことをするという過ごし方ができます。

副・複業や二枚目の名刺、プロボノなどで地域とつながりながら活動することなどもこれにあたるでしょう。またそれは個人でなくともグループで、ということもありうると思います。普段は違う会社に勤めているけど、ある関心や趣味、活動で一緒にいる、ということも可能になります。

もちろん課題も

これらはいずれもセキュリティをどうするか、家族がいる場合はどうするのか、誰がコストを負担するのか、など課題もあります。これらを負担・コストと捉えるのか、あるいは投資と捉えるか、は企業や個人によって変わってくると思いますが、「休暇中に仕事なんて無理!」というより、こうすればできそう、というマインドを持って思考実験してもよいのかな、と思います。

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