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手かざしおばさんに、電車の中で突然話しかけられたときのはなし。

手かざしおばさんとの出会い

大学生の頃の話です。

大学一年のときに遊び過ぎたツケが回って、たった1単位に泣いて、大学三年を二回やるハメになった僕は、大学四年時には卒論しかやることがなくて時間を持て余していました。

とはいっても、四年契約だったアパートを去り、学校自体も滅多に行く用事がなかったので、実家に戻り、それからしばらくの間はたまにたまに車で通勤しながらも、電車で大学の方面までアルバイトに週末行ってました。

ある日、いつものようにバイトを終えて実家へと向かう電車に乗っていると…

手かざしおばさんに話しかけられた

その日は始発駅で、電車が混んでいたのでしょうか。

ボックス席も空きがないくらい盛況で、僕の座っていたボックス席、僕の目の前に一人のおばさまが座っていました。

その方はわりと僕の降りる最寄り駅の近くまで乗ってこられた(ようは近場の人だった)のですが、最寄り駅が近くなってきたとき急にそのおばさまにに話しかけられたんですよ。

でた!また話しかけられるやつ。笑

この辺の話を参考にしてください。

手かざしおばさんは、ヒーリングの使い手だった?

なんて話しかけられたのか最初のひとことは完全に忘れてしまったんですけど、そのおばさまがようは自分はヒーリングの使い手だと言い出すわけですよ(笑)

それで、結構重い病気もヒーリングで治したエピソードとかも話されるわけですね。

さすがにそれはウソだろうって思うくらい話が突拍子もなくて、さすがに不思議話が好きな僕でも、いくらなんでもそれは話ができすぎだろって思いながら聞いてたんですが、そのおばさまが「たとえば、こうやって手を当てるとね」って急に俺の目に手をかざしてきたんですよ。

そのときばかりは、さすがに俺もビックリしましたね。

手かざしおばさんは、分かっていた?

というのも、僕、高校三年の後半で体調を崩して学校に行けない時期があってたんです。

病院たらい回しになって調べて、結局何が原因か分からなくて、自律神経失調症みたいな感じで言われて、今振り返って思えば、パニック障害もあったんじゃないかと思うんですが、その時期、本当に目がツラくて、目の状態がダメだったんですよね。

そんなことを経験してからの大学時代で、まだちょっと高校時代のその経験を引きずっている部分があったので、目に手をかざされたときは、このおばちちゃんホンモノなんじゃないか…!ってちょっと思ったりもしました。

もちろん、そうに体調を崩していた時期があったことは、そのおばさまにはひとことも喋っていません。

手かざしおばさんは、何者だったのか

そのおばちゃんは、僕の最寄駅より少し手前で降りましたが、「じゃーまたねー」みたいな感じで、電車を降りてからもホームで手を振りながら去っていくようなノリのよさがありました。

あの方は一体何者だったのか。

近場の人ではありますが、あれ以来遭遇することもありませんが、強烈なインパクトを僕の人生に残していきました。笑

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