【イベントレポ】天下の奇祭・湯かけ祭りに行ってきた。
天下の奇祭・湯かけ祭り
寒い。。とにかく寒い。。
と、冷えた身体を揺らしながら、行ってきたのは天下の奇祭・湯かけ祭り。
川原湯温泉の公式サイトから引用させていただくと…
源頼朝が温泉を発見してから焼く400年が過ぎるある日の事、突然温泉が出なくなってしまいました。村人達が困り果ててましたが、そのうちひとりが温泉の匂いをかいだところ、ニワトリの卵をゆでた匂いがします。そこでニワトリを生贄(いけにえ)にしてお祈りしたところ、お湯が再び出てきたので、みんなでお祝いする事となりました。はじめは「お湯わいた、お湯わいた」と言って喜んでいましたが、そのうち「お祝いだ、お祝いだ」と言ってみんなでお湯をかけあうようになりました。これが厳冬の朝、賑やかに行われる奇祭「湯かけ祭り」のはじまりという事です。http://www.kawarayu.jp/yukake.html
とのこと。
旧川原湯温泉街が八ッ場ダムで沈む前は、そちらで開催されていた湯かけ祭りですが、川原湯温泉が代替え地に移ってからは、同じく代替え地に移動した王湯の前で開催しています。
朝5時から開催されるということと、そんな朝早いの寒くてしょうがないということで、今まで消極的でしたが、今まで一度も見たことがないし、今回は行ってみようと、前の日の晩に夜更かしをしていて2時間程度しか寝ていないところ4時台に起きて行ってまいりました。
覚悟しろ!湯かけ祭り!
会場の近くの駐車場に車を止めて、会場に近づいていくと、祭りに参加している男たちの声が聞こえてきます。
会場に到着すると、報道関係含めてそれでも100人程度は見物客がいたでしようか!?朝早くにも関わらず、見に来ている方が多数いらっしゃいました。
お祭りが進行し、いよいよメインとなる男たちの湯かけ合戦。紅白に別れた褌姿の男たちが「お祝いだー!」と叫びながら、お湯をかけ合います。
お湯の熱さはどの程度なんでしょうか。
いくらお湯をかけ合っているとはいっても、褌一丁なわけですから、きっと寒いはずです。そして、場内のアナウンスで、飛んできたお湯が少しかかってしまうことは覚悟していましたが…
そんなもんじゃなかった!容赦なく見物客の方に向かってお湯をかけてきます(笑)近くで写真でも撮ろうものなら、もろ被りすること間違いなし!
だから、一番前に陣取って写真・映像撮影をしている報道関係の方々は、高い機材にちゃんとビニール袋をかけて、自分もカッパを被っているという方が多かったです。
湯かけ祭りの未来
町の男たちしか湯かけには参加できない?のかもしれませんが、お湯をかけ合うといいうなかなか珍しいお祭りですので、観光客も参加可能にできれば、それを目当てに訪れる観光客も増えるのではないかなと見ていて思いました。
中には地元の小学生の男の子が参加していて、こういう子たちがこの湯かけ祭りの伝統をこれから引き継いでいくのでしょう。
これからの湯かけ祭りも楽しみにしています!
よろしければサポートお願いいたします!