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「小さく、丁寧に、短く」働こう!

かつて、「24時間戦えますか?」という、ブラック企業も真っ青のコマーシャルがゴールデンタイムに普通に流れてことがあります。

バブルの頃です。

モーレツ・サラリーマンがものすごく持て囃されていました。

今見ると訳がわかりませんが、この頃の日本ってバブル景気に浮かれていましたし、まだ人口が増え続けていました。つまり、時代の空気を反映したコマーシャルだったというわけです。

でも、昭和が終わって平成が始まると、経済も人口の上昇も止まってしまいました。そうは言っても、何かが急に変わったというわけでもなく、そのままの状態が長らく続きました。

人口が減る兆しが見えてきたのは、平成の真ん中頃のことです。 2004年(平成16年)あたりから微増減を繰り返した後、日本の人口は2009年(平成20年)についにピークを迎え、その後は緩やかに減少の一途を辿っています。そしてこの頃から、日本の電機メーカーが、次々とボロ負けをし始めました。

令和はどんな時代になるんだろう?

令和が始まったのは、緩やかな人口減少が11年続き、ついにその影響が目に見え始めてきた頃です。統廃合される小中学校。街中で目にするたくさんの高齢者。予約が取れない火葬場。こんな感じで、人口減少を少しずつ実感する機会が増え始めています。

さて今日この記事を通じて考えたいのは、この人口減少時代をどうやって泳いでいけばいいかです。そんなわけで、向こう30年くらいのビジネスの在り方を考えてみました。

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