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「叱責」は、取り扱いが難しいツールです

皆さんは部下や生徒、あるいは自分のお子さんが何かやらかした時、どんなふうに対応していますか?

大声を張り上げて怒鳴りつけている人もいるでしょうし、逆に粛々と言って聞かせる人もいるでしょう。どんなふうに対応するのがいいのか一概には言えませんが、一般的には「感情に任せて怒る」のは避け、客観的にミスを洗い出し、どうしたら再び同じミスを繰り返すことを避けられるのかを本人に考えさせるのが良いとされています。

ただそうは言っても、これが冷静にできたらたいしたもので、多くの人はあまりうまく人を叱れないか、逆に強く叱り過ぎてしまうものです。僕もはっきり言って下手な部類ですし、いつも叱りすぎては反省しています。なのでこの叱ることについては何が適切なやり方なのか、日々頭を悩ませています。

人を叱るのは実に難しい行為です。「叱責」は数あるマネージメント・ツールの中でも、最も扱いが難しいツールではないかと思います。

そんなわけで今日もまた、僕の「経営体験談シリーズ」の一環として、叱るという行為の難しさと、一体どのようにアプローチすべきなのかを考えてみたいと思います。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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