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「個性や才能を伸ばす教育」って具体的にはどんなものだろう?

「個性や才能を伸ばす教育の推進」

このような言葉が教育のスローガンに謳われるようになって少なくとも30年くらいは経ちます。僕が学生の頃はまだ言われていませんでしたが、90年代にはもう盛んに言われていました。当時の流行歌も「世界に一つだけの花」「僕が僕であるために」なんて具合に、自分らしさを希求する歌が流行ったものです。ゆとり教育もこの流れの中で実施されました。

それから30年の時が流れて日本は以前よりも個性的な人材を輩出するようになったかというと、確かに少しは良い状況のような気がするのですね。ただ、本質的なところではまだあまり変わっておらず、大半の人がまだまだ没個性的な「みんなと一緒」の世界を生きているような印象です。

これは一体どうしてなのでしょうか? また、そもそも個性的であるってどういうことなのでしょうか? 一体どうすると「個性や才能を伸ばす教育」は可能なのでしょうか? 今日はそんなことを考えてみました。

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