困難を投げ出してしまう部下をどう導けばよいのか?
会社を経営するようになってから四苦八苦していることってたくさんあります。今日はその中の問題の一つを共有したいと思います。
僕の会社の日々の業務は極めて円滑に進んでおり、普段は特に何か指示する必要もなければ、監視する必要もありません。フィリピンでは従業員の遅刻や欠勤が割と普通なので、従業員を必要よりも20%ほど多く雇っておくというのが定石なのですが、僕の会社では遅刻も欠勤もありません。たま〜に遅刻があっても交通事故といった本当に止むに止まれぬ事情なので、まったく許容範囲内という感じです。
ではまったく問題がない組織なのかと言うと、もちろんそんなことはありません。特に、これまでやったことのない新しいことにチャレンジしてもらうと、なんとなく中途半端なところで失速してしまうことが多いのです。
問題のバックグラウンドや仕事の期限を伝えるといった、業務命令を与える際のイロハはもちろんすべて潰してあります。なので、飛び切りコミュニケーションが甘いと言うわけではないのですね。ところが割と頻繁に肝心なところで失速し、部分的にしか達成できていなかったり、大穴が空いていたりするのです。
古典的な問題だが...
この「お願いした業務が頼んだ期限内にきちんと終わらない」という問題は、どこにでも転がっている、実に古典的な問題です。ところがこんな何故だかなかなか解決できず、ひたすら四苦八苦しています。そこで今日は、一体どの辺に問題がありそうなのか、そしてどうしたら解決できそうだと考えているのかを共有したいと思います。
※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。
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