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なぜ日本は危機がやってきても変われないのだろうか?

現在世界各地で休校や外出禁止が行われています。日本もしばらく前に2週間休校でしたし、現在アメリカの多くの州でも学校がお休みとなっています。東南アジアやヨーロッパも例外ではありません。非常に多くの国で学校がお休みの真っ最中です。

そして、それらの多くの国々でオンライン授業が行われています。ここシリコンバレーはもちろんですが、東南アジア諸国でも同じことです。僕の長男はニューヨーク在住でコマーシャルソングや番組の挿入歌などを作曲などをしているミュージシャンですが、副業で音楽の非常勤講師もやっています。そして、音楽の授業さえオンラインなのです。

一方、日本で中学や高校に通う僕の甥や姪たちはオンライン授業などなく、単にお休みになっただけです。親たちが問題集を買ってきてやらせていましたが、別に成績が左右されるわけではありませんから、今一つ真面目にやろうとしません。

このままのペースで感染が広がると4月も登校できるかどうかあまり定かではありませんが、日本以外の多くの国ではその間もオンライン学習が続く中、日本の子供たちだけが何もせずに時間を過ごすことになるのです。

ちなみに僕自身も10年ほど前にアメリカの大学でプログラミングのクラスを受講したことがありますが、この時にすでに授業がオンライン化されていました。また、僕の妻はアメリカで大学を出ていますが、彼女もまた非常に数多くのクラスをオンラインで受講していました。

現在アメリカでは、交通違反者の安全運転講習なども全てオンラインで行われています。その他、救命救急法の講習なども座学の部分が全てオンライン化されており、教室に行くのは実習の部分だけとなっています。

しかし残念ながら、日本ではなぜかこのオンライン学習がなかなか普及しないのです。そんなわけで今日は、なぜ日本だけこうなってしまうのか考えてみました。

※この文章は単品で100円ですが、1000円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月20本くらい読めるので1本50円です。このマガジンでは教育のこと、テクノロジーのこと、あるいは経営に関するなどなど、僕がシリコンバレー、フィリピン、日本の3拠点でビジネスをする中で得た気づきを書き綴っています。

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