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サラリーマン考 令和のサラリーマン人生を生き抜く知恵3選!

こんにちは、人生探究の旅ナビゲーターのまっつんです。

令和の新人サラリーマン諸氏は、いきなりコロナ自粛からサラリーマン人生のスタートを切ることになりました。

そして、研修も満足にないまま、やっと職場配属になって数ヶ月。

なんとなく、大学を卒業して、

社会人になったらしいけど

卒業式もなければ、

入社式も簡素化したり無かったりで、

スッキリと切り替えができないと感じているのではないでしょうか?

そう、これからのサラリーマンは、この切り替えが曖昧なまま、

「スッキリしない状態」で生きていく時代になるかも知れません。

曖昧模糊とした時間を人生の大半を占めることになる令和のサラリーマン!

今回は、そんな令和新社会人の皆さんや入社数年目のフレッシュマンの方々へ向けて、「サラリーマン考 令和のサラリーマン人生を生き抜く知恵3選!」を書いてみたいと思います。

🟦 令和の新時代で、サラリーマンはどうなったか?

コロナ禍で、大手企業も含めて日本全国でリモートワークが進められています。企業側にとっては、業績悪化の悪影響が大きい反面、社員を会社へ集めて業務を行うという19世紀に開発されたスタイルを刷新するいいチャンスともなっています。

ビフォーコロナの時代、東京ではオフィス需要が活況で、自社ビル内でプロジェクトの執務スペースを確保できな企業はレンタルスペースを使ってなんとかやりくりをしていました。

まっつんの知り合いの外資レンタルスペース企業の役員さんは、「仕入値の○倍で売りに出しても満室」と嬉しい悲鳴を上げていました。(一般社員へのボーナスも平均250万円×年4回という羽振りの良さだったらしい)

一方で企業経営では、昭和初期から常に、固定費である事務所費や人件費の圧縮が課題でしたが、事務所の削減や撤廃を自社単独で行うには、技術的にも社員の忠誠心的にもリスクが高いと考えていました。

今回のコロナ禍で、企業は世界同時に社員を分散させたままで、業務させる手法に切り替えることが可能となったのです。

令和のサラリーマンは、そんな過去の生き方が通用しない時代のシン・社会人ルールが形成される過渡期にいるのです。

🟦 シン・社会人というルール形成は可能か?

戦後のベビーブーム世代は、日米で新しいルールを形成しました。アメリカは、ベビーブーマーと言われ、日本は、団塊の世代と言われた人たちが作ったルールです。

当時アメリカでは、ケネディ大統領の下で、S.ハリスらのケインジアンによる「ニュー・エコノミクス」の理論による黄金の60年代と言われ、日本では高度経済成長からバブルの狂乱景気へと突き進む、数が正義のなかなかのやんちゃぶりでした。

ベビーブーマー(英: baby boomers)とは、第二次世界大戦の終結直後に、復員兵の帰還に伴って出生率が上昇した時期に生まれた世代を指す。この第二次大戦終結後のベビーブームは世界的現象であるが、狭義で「ベビーブーマー」という場合にはアメリカ合衆国でのベビーブーマーを指す事が多い。 ウィキペディアより
団塊の世代(だんかいのせだい)とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を指す。焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代に当たり、第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のことであり、大学進学した人は、学生運動が最も盛んな時期に相当する。日本経済においては第二次世界大戦後の高度経済成長、バブル景気を経験している。ウィキペディアより

結果としてアメリカは、ケネディの後を引き継いだ、ジョンソン大統領が「ベトナム戦争」にも「貧困に対する戦争」にも勝利する「偉大な社会」の建設を提唱し、連邦政府財政赤字は、戦時や再転換過程期を除けば最悪となりました。そして産業は停滞し、主役の場を日本などの新興勢力にとって変わられたのです。

日本は、バブル景気の後始末を平成世代がすべて被り、就職氷河期や非正規社員などの社会問題を産み出しました。そして今も団塊の世代の年金負担が、現役世代に重くのしかかっています。日本もまた、戦後の奇跡の復活をとげ、世界第二位の経済大国へと躍進しましたが、現在は、中国などのアジア勢にも遅れと取る、存在感の薄い国になりつつあります。

ここらで、昭和モデルの刷新による方向転換として、シン・社会人ルールの形成が望まれています。

働き方改革などの取り組みもそんな事情があるのです。

これらの背景から、令和のサラリーマンはコロナでスタートした不運な世代に見えているかも知れません。

しかし、就職氷河期の就活生と比較すると全く世界は違っています。

つまり、ルール改正のタイミングという好機があるのです。

令和サラリーマンは、この試行錯誤の時代という、「自分たちでルールを決められるという有利な時代」に居合わせているのです。

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ドラゴン桜 三田紀房 第1巻 第5話より

🟦 これからのサラリーマン人生を生き抜く知恵3選

昭和モデルの踏襲をした平成サラリーマンは、平和な昭和から、乱気流の平成に移行し、副業や資格取得に活路を見出そうと格闘しています。

時代背景と先輩サラリーマンの格闘する現状を踏まえた上で、実際にどうすれば、この令和の時代を生き抜くサラリーマンになれるのでしょうか?

キーワードは、「スッキリしない」です。

「社会の枠組み」や「仕事や趣味の境界線のあいまい化」「組織への帰属意識の希薄化」など、拠り所が明確でない「スッキリしない」時代なのです。

あなたは、どんなスキルを獲得すべきなのか?

そんな人生を生き抜く知恵(スキル)3選を一緒に考えてみましょう。

🟩 セルフマネージメントできる者が生き残る。

コロナで「分断の時代」となりました。

昭和サラリーマンのような飲みニケーションなんて到底成立しません。

そもそも、そんなコミュニケーションは平成サラリーマンによってすでに駆逐されています。

本当の意味での「個」の時代の到来です。

そんな時代に最も必要なスキルは「セルフマネージメント能力」です。

これまで、組織の中で自律的に仕事をする意味でセルフマネージメントが語られることが多くありましたが、これからは、人生という枠まで拡大した上での基本的スキルとして再認識されると思います。

会社や組織によって枠を決められた中での狭義のコントロールでは、せいぜい会社での出世による地位や収入という一面において有益なスキルでしたが、これからの分断の時代には、会社や組織との接点が薄くなり、且つ、副業が当たり前の時代が到来します。

それ故に、個人を縛る枠組みがなくなることも予想されうる事態です。

そうなると、人の人生をコントロールして利益を得る商売は、孤立した個人を各個撃破すれば良いので楽勝です。流され易い人や周りに合わせて生きてきた人は鴨がネギを背負って歩いているようなものです。

一度切りの人生を自分でコントロールする人間が人生を謳歌できるのです。

セルフマネジメント(self management)とは、日本語でいうところの“自己管理能力”。目標や夢を叶えるために、自分自身を律するための能力です。自分の感情をコントロールし、モチベーションを保つ力や、仕事の生産性を維持するためのタスク管理能力なども含まれます。「感情のコントロール」「スケジュール管理」「自立した行動」「肉体的、精神的な安定の維持」など総合的な管理をいいます。出典:参考文献よりまっつんまとめ

🟩 アンガーコントロールできる者が生き残る。

セルフコントロールに含まれるんじゃない?って思った方もいらっしゃるでしょうが、敢えて選びます。

この一時期流行ったアンガーコントロールってスキルも、会社や組織の中でのイライラや怒りのストレスのコントロールという用途を限定できたスキルでした。しかし、これからは、人生すべての面においてアンガーコントロールを求められる時代になる可能性が出てきているのです。

よく、アンガーコントロールは「怒りの出来事」に対する①「反射を遅らせる」、自分の「怒り」を把握した上で②「許容度を上げる」ことと対処法が書かれていたりしますが、それは、業務時間に限定しているからできる芸当なのです。

そして、マインドフルネス『今、この瞬間』を大切にする生き方を習得してその場での感情の爆発を抑えましょうという流れになっています。

仕事のストレスは、仕事の時間に限定できます。

しかし、人生全般となると逃げ場がなくなるのです。

つまり、昭和・平成のサラリーマンは、普通の鬼殺隊の隊士たちの「全集中の呼吸法」で良かったのが、令和の分断の時代は、「柱」並の「全集中・常中」を求められるようになるのです。

その訓練課程は、まさに「鬼滅の刃」の「全集中・常中」を習得する炭治郎さながらです。

恐るべし、アスリートな令和サラリーマンたち!

自粛中に一人でいることに耐えらない人が世界中で発生して問題となりましたが、やり場のない怒りをコントロールすることは、ビジネスの上でも人生の上でも非常に大切なスキルなのです。

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鬼滅の刃 吾峠呼世晴 第6巻 50話「機能回復訓練・前後編」より

🟩 自分の夢を追いかける者が生き残る。

夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

渋沢栄一の言葉です。

令和のサラリーマン人生を生き抜く知恵3選の最後のスキルは「自分の夢を追いかける能力」です。前までの2選は、アスリートな生き方、ストイックな生き方にも似たスキルでしたが、人は、「個人」では大きなことは成し遂げられません。

いつの時代にも仲間が必要なのです。

非接触の「個の時代」「分断の時代」にどうやって仲間を作れると言えるのでしょうか?

また、冒頭にスッキリしない時代とキーワードを書きましたが、このキーワードをスッキリさせるためには「人生の羅針盤」を持つ必要があります

人によっては「ポーラスター(北極星)」とも表現されます。

それを人は「夢」と表現します。

そして大切なのは「夢を追いかける能力」です。

しかし、この場合の自分の夢を追いかけるとは、「夢追い人」(a dreamer)とは違います。

ここでの「自分の夢を追いかける者」とは目標を定めて、そこへのステップを綿密に計算した上で、計画を実行し、夢を実現する人のことを指します。

そして、「努力は夢中に勝てない」という言葉を挙げておきます。

人生は長丁場、努力を継続するのも大変なパワーを要します。

そのため、夢というポーラスター(北極星)を掲げることで、努力というレベルから一段引き上げることができるのです。

そして、分断の時代だからこそ「何事も夢中に取り組むと人を惹きつける」という昔からの法則を発動させることができるのです。

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キングダム 原泰久 第5巻 より 

「個の時代」や「分断の時代」に矛盾していますが、夢を追いかけることで、この矛盾を克服をして本当の仲間を見つけることができるのです。

人生における本当の仲間と一緒に夢を達成するために進んでいく。

令和のサラリーマンは、会社や組織から与えられた仕事を自律的にこなすのでなく、自分ごととしてオーナーシップを持って夢の実現に向けて進んでいく強かさを持つアスリートチックなサラリーマンなのかも知れません。

「努力は夢中に勝てない」「何事も夢中に取り組むと人を惹きつける」この2点はコロナであってもなくても古からの普遍の真理のようです。

あなたの夢中になった夢に賛同する仲間と夢を実現するために人生を歩んでいく!

青臭いという人もいると思いますが、フロンティアを開拓する時代に居合わせた人たちはみんな夢を追いかけて、未来を切り開いてきました。

これまでも、これからも、多分変わらないと思います。

以上、令和のサラリーマン人生を生き抜く知恵3選を書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

次回もよろしくお願いします。

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