ブルース・リーから生まれた北斗の拳
2歳半の息子は仮面ライダーにはまっている。
つよいものにあこがれる年頃だろう。
仮面ライダービルド、仮面ライダーゼロワン、仮面ライダーセイバーの人形を並べて、じぶんは北斗の拳のケンシロウになって闘っている。
……。
ひとり、次元が違うのが混じっている。
指をぼきぼきと鳴らすマネをしながら、
おもむろに家の中を一周して。
「どけ・・・。おまえはだれだ」。
「おなか、だしてねたい」とごねることもある。
やはり彼の美意識の中心は、ケンシロウにある。
ケンシロウが、格好良くて、格好良くて、たまらないのだ。
ケンシロウのモデルは、ブルース・リーと松田優作らしい。
ブルース・リーおたくの女から生まれた男の宿命かもしれません。
ブルース・リーのはなしは、また今度!
いろんなところで、北斗の拳が好き、と言っていると、グッズをいただくことがある。しあわせなことです。
目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)