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日記(81日目) 記念日、たゆたえど沈まず

【変】何となく日記、ただし、主テーマは再就職。・・書くことを続けたいので・・。
 

10月26日木曜、快晴が今日も続く。今日は妻は休みで運動をしに隣市のジムへ行く、ついていく予定。
昨日は、〔昨日宣言のとおり)図書館の本、原田マハ氏の「たゆたえども沈まず」を何とか読みきって午後4時に図書館に1日前倒しで返却。今日のお出かけのため。
「たゆたえど…」は、物語の舞台の一つ、パリの標語過去のセーヌ川が洪水や氾濫の荒波に揉まれても沈まない、或いは戦禍や逆境にあっても(パリは)これを乗り越えていくという意味。このタイトルの暗示、意味深い
パリで苦労しながら日本美術商として成功をおさめる日本人上司と部下、一方、激しく時代を生き最後は儚く散った天才画家ゴッホとその実弟(彼も画商)の兄弟ゆえの苦しみ、葛藤。前者と後者が主旋律・副旋律を入れ替えながらシンフォニーのように物語が進む、いや理屈抜き、面白かった。
その4人の視点で描くのは、マハ氏お得意の印象派が勃興するパリの時代の物語
前者の日本美術商などにより、ヨーロッパで一大ブームを起こす日本画、これに多大な影響を受けたとされる印象派、そしてその中のゴッホ、しかし生前は彼の作品や才能は評価されることはなく悲しく人生を終える。
マハ氏は「リボルバー」という別の小説では、ゴッホの拳銃自殺の真相を追いかけるという展開(タイトルが直接的。物証であるピストル名であるのと対照的)で現代のオークションのエージェントが主人公という切り口だった。
その辺り、あるいは短編集「ジベルニーの食卓」など読み終えてから読むと、他のマハ作品ではお馴染みの、成功者としてのモネやタンギおじさんも特別出演?していたり、本作が集大成というような意味合いも頷ける。

脳梗塞後遺症と自己リハビリ
今朝の外歩き
今日のフラつきはわりと治まっている、脚の疲れは昨日で完治。ゆっくりと体を温め歩き出す。そして途中からギアを上げて登り道。少し長くなったウォーキングコースの後半は、早足でアップダウンをこなす。これが意外と。
帰宅し、オーディオ部屋でのバランスやスクワットなどこなす。少し息が乱れるスクワット、キツい。明日は通所リハである

就職状況だが、日課のハローワーク募集ページに目を通す。
検索条件は固定。今日も募集の条件や業態、変化点ではないが、引き続き情報収集、来年の就職に向けて。

さて今日は、冒頭の通りお出かけで、2日遅れの結婚記念日の穴埋めで外で昼飯でも食おうかという算段である。そのために昨日は本を1日前倒しで読み切り、図書館で返却と新たな本をまた借りだしてきた。楽しみである。

いつもの小川洋子氏、湊かなえ氏、原田マハ氏とすこし毛色の違うモノを入れて

つづく(1138文字)。



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