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【本作り】と【置いてくれる場所】

noteに自分の思うことを書き溜めて3年くらいが経過したのですが、そこで私は【物語】という自分の解を得ることになりました。

【ショートショート】という形式で書き溜めて、書き溜めると50本近くになっていたので

「これを何か形として出したいな」と考えるようになりました。

こう考えると大抵の場合

「自費出版」という文字が頭の中に浮かび上がります。

ですが私は今、資本がありません。自費で本を出すのは最低でも100部は刷らないといけないので結構なお金がかかってしまいます。

次に考えたのは「クラウドファンディング」でした。

これも結構真剣に考えたのですが、無名の素人が資金を集めることは結構難しいことです。商品にわかりやすい便利さや魅力がなければいけません。そして作ったはいいけど、その先があんまりないなぁということでやめてしまっていました。

ということで全部もっと「身近にやろう」と決めました。

【自分のできること】を2つ使う。

1つ目は私は【大学で論文を書いた】こと。

論文は言うまでもなく本です。

論文抄録集とか大学の図書館に行くのは多分、私が卒業した後に製本されると思うのですが、研究室の学部生が見るのは製本業者とかに任せるようなものではなく、研究室のコピー機を使用して、先輩が制作した手作りの本です。

なので「ああ、本は作ったことが有るのか俺は」と思い出して、家のコピー機に家にあるコピー用紙を突き刺して印刷をしました。

枚数が有って、厚みがあれば木工用ボンドとかグルーガンの出番なのですが、そんな厚さは無いのでホチキスとアマゾンで買った製本テープで留めました。

2つ目は【置いてくれそうな知り合いにお願いする】でした。

本を作って形にしても【見てもらえなければ何にもならない】という風に思っていたので、そっちをどうするか?考えた結果出た答えは

「手持無沙汰な場所に置いてもらおう」でした。

つまり「待っている場所」です。

私が連絡を入れたのは近所の薬剤師さんでした。この方は私の病気をきっかけに知り合った方で、今でも交流があります。

その人にお願いをして「調剤を待っている待合室的な場所に置いて貰えないか?」というかなり無理なご提案をしました。

最初は断られるかなと思っていたのですが「いいですよ」と言ってくれたので置かせていただくことになりました。

ありがとうございます。


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