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「アレンの日記」あとがき

「アレンの日記」いかがでしたでしょうか?

もし読んでいない方がいたら読んでみてください。

https://note.com/matsu_ine_zu/m/mc009784eed3b

さて、あの「アレンの日記」に起こしたメッセージを書いておこうかなと思います。

もちろん、受けたものは人それぞれになるのでそれはそれでいいのでしょう。

あの物語はアレンという勇者がその強さを生かし、王様の命令を聞いて

魔王や敵を倒し、そして時代が変わり敵がいなくなるとそれが通用しなくなった。

だからこそ、同じ過ちを繰り返してほしくないからこそ

アレンは自分が感じた「悲しみ」という勇者とはかけ離れたイメージを広めて

王と民衆の争いを収め、自分は英雄として生きることもせずに

その生き方を広めていった。

というのが要約

で、ここからがメッセージなのかもしれない

アレンの強さってのは「できること」

「弱さ」というのは「できることの中」で感じたこと

そして魔王や隣国との争いは「時代の流れ」

そして、時代に必要なくなった「強さ」は行き場を失ったあげく

王様と民から残ったものを奪い取ろうとしてしまった。

だから、勇者は悩んだし、親友に相談に行った。

そしてそこでヒントを得て争いを避けるために

「自身の強さ」すなわち「できること」を捨てて

「感じた弱さ」を出すことで

「自分の悲しみを広げること」ができて新しい概念が生まれた。

そうです、これって今の現代における「仕事」になってるんじゃないか?

と思うわけであります。

もちろん、ほかの解釈もできることでしょうが

この物語を書き始めたときに「現代社会」における「今の動き」ってのを表現したいなって思って書いてみて

わりかしきれいにまとまっているのでとても満足しました。



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