1万人にひとり

自分の希少価値を計算してみたら自尊心がちょっとだけ高まった

ASDについて調べていたら、「その特性を持つ人は人間全体の1%前後」らしいと知りました。

…待ってこれかなりの希少価値じゃない!?

ということで、今回は、わたくしマツキがどれだけ希少な存在なのかを解き明かしていく、人間ドキュメンタリーをお送りいたします。笑

小数の掛け算が出てきますので、難しいと感じたらすっ飛ばして結論だけ見てくださいね。
もしご自分の”価値”を計算したくなったら、計算を真似してみてくださいね。

どうぞ、最後までご覧くださいませ。

(※数学的な厳密性を欠く議論ではあるので、そういうのが嫌いな方はすみません)

マツキってどんなやつ?

筆者がどんなヤツか、自己紹介記事にも書いてありますが、ここでは主に特性の部分だけを抽出して列挙します。

現実の人間関係ではここまでおおっぴらに言うのはつらいステータスですが、筆者はこんなやつです。

・男
・内向型(かなりの)
・HSP
・ASD傾向あり(グレーゾーン)
・エンジニア(休職中)

さて、上記のステータスを持った人間は世界にどれくらいの割合で存在するのでしょうか。

早速計算してみましょう。

存在の”希少価値”をざっくり計算してみた

先ほど確認した項目ごとに、その人が存在する割合を見てみましょう。

・男:50%
・内向型:33~50%
・HSP:15~20%
・ASD:1%
・エンジニア:0.74%(日本国内に限る)

おおよそこのような数字みたいです。

ちなみに出典は以下です。

・内向型:書籍『内向型人間のすごい力』
・HSP:書籍『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
・ASD:https://www.teensmoon.com/characteristics/asd/
・エンジニア:IPA『IT人材白書2019』中のIT人材数を日本の人口で割ったもの

数値が出揃ったところで、計算してみましょう。
計算方法は単純で、パーセントの数値を小数に直してすべてかけ合わせるだけです。
割合に幅がある項目は、より希少価値を感じたいので、少ないほうを採用します。

確率同士は掛け算をすることで、「かつ」の確率を知ることができます。

つまり今回求めるのは、「男性でありかつ内向型でありかつHSPでありかつASDでありかつエンジニアである人(つまり僕!)が存在する割合」です!

結果は…

0.5 × 0.33 × 0.15 × 0.01 × 0.74 = 0.00018315

パーセントでいうと、およそ0.018%!です!

もっとわかりやすくいうならば、およそ1万人に1~2人いるくらいということになります。

そりゃあ社会不適合者にもなるよねって話ですわ…。

だって会社はマジョリティの9999人向けにできているんだもの。

やってみた感想

かなりざっくりとした数値でしたが、やってみるとけっこう楽しかったです。
だって自分が1万人にひとりの存在だってわかったんですから。

よくビジネス業界で次のような話があります。

2つの分野でそれぞれ100人に1人の存在になれば、1/100 × 1/100で1万人に1人の人材だ!

違う分野を極めると、その掛け算で飛躍的に希少な存在になれるということですね。

たとえば、「営業 × マーケティング」とか「飲食業 × デザイン」とかでしょうか。
自分が極めた領域同士を掛け合わせると、自分にしかできないイノベーションをもたらすことができると。

これだけ聞くとかなり競争社会的といいますか、ハードルの高い話に思えます。

ただ、僕の場合は生まれながらの特性 × エンジニアというだけで、存在としてはすでに1万人にひとりなんです。
もちろん、これがただちにビジネス上の有利に結びつくかというとそうではありませんし、そんな甘い考えはしていないつもりです。

しかしこれを知るだけで、なにか自分の人生にイノベーションを起こせるんじゃないかって少しだけ、ほんの少しだけワクワクしてきました。

なんならここにさらに「適応障害」の割合とかを組み込んでみても面白いかなって思います。笑

よろしければこれを読んだあなたも、自分の”希少価値”を計算してみてはいかがでしょうか?

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