久しぶりに発作が出た話し

 パニック障害になって苦手になったもののひとつである電車…
 会社に行くためには電車に乗らないといけない。避けられない大きな壁に立ち向かう私は勇者か
 朝は6時に起きるつもりが四時半ごろに目が覚めた。6時まで狸寝入りを決め込む
 以前に二回乗って大丈夫だったので今回も大丈夫と思い乗ったら、あれ、今日は変だぞ?なんか変だぞ…
 呼吸がしづらいなー、足の方からそわそわするなー、なんか変だ…
 念のために頓服を飲むが微妙…
 運がいいことに目の前の席が空いた。座れる
 座ってもなお治まらない不安感。薬の影響で上から発作が押さえられてるような気持ちの悪い感じ。数分耐えたとき、ついに発作が薬を越えてきた。沸き上がる恐怖感と止まらない汗
 息苦しくて仕方がない
 電車を降りるか?いや、今降りたら会社に絶対にいけない…
 耐えるしかないけど、逃げたい…
 なりふり構わずマスクをはずし少しでも酸素を求める。酸素をください。ハンカチで滝のように出る汗をぬぐい、口を押さえる。ハンカチの慣れた匂いで少し落ち着きそう。しばらくそうしていると、落ち着いてきた。汗も引いて恐怖感もなくなってきた
乗り換えのために降りる
地下鉄に乗り換える
地下鉄はなんともなく乗れた
そして、もよりの駅に到着した
朝から疲れた。しかし、耐えきったというなぞの達成感に満ちている。一仕事終えた気分
講習も無事に受けれた
唯一、お昼のお弁当だけは食べれなかった。ウィダーインゼリー持っていこうかな…
 職場は楽しい。みんないい人だし、新鮮さがある。飲み会にも誘ってくれるが、発作が出るといけないから申し訳なく断る
 唯一、朝の電車だけが嫌なんだ
 お薬を増薬するだろうが、電車の時間を早めるしかとれる手だてがない
 早起き頑張ろ…


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